高校スポーツの祭典・宮崎県高校総体が開幕しました。5月21日はバスケットボールなどが行われ、熱戦の火ぶたが切られました。

（福盛和男リポーター）
「バスケットボール競技はきょう、開幕。アリーナ国富では、高校生たちの熱い戦いが行われています」

6月1日まで熱戦が繰り広げられる今年の県高校総体には、32の競技に約8000人が出場します。

バスケットボール男子の開幕戦は、宮崎第一と宮崎農業の宮崎市内対決。初戦突破を目指す両チームの保護者も応援に駆けつけました。

（両校の保護者は）
「最後なので1ポイントでも多く取ってほしいです」
「すごくムードも良くなって、力いっぱい結果を出してくれると思います」

第1クォーター。先に主導権をつかんだのは宮崎農業。高野のレイアップシュートなどでリードします。一方、宮崎第一も谷村のシュートで追いつきます。

その後も、試合は一進一退の攻防。第3クォーターを終えて44対41と、宮崎第一が宮崎農業をわずか3点リードして運命の最終クォーターへ。

ここで、宮崎農業・高宮のスリーポイントシュートが決まり同点。さらに、小田がフリースローを決め、勝ち越しに成功します。

しかし、宮崎第一は森が見せます。逆転のスリーポイントを決めると、さらに立て続けに2本のスリーポイントを決め、勢いに乗ります。

試合は、宮崎第一が70対52で宮崎農業を破り、初戦を突破しました。

（宮崎農業　谷村勝斗キャプテン）
「しっかり勝ち切れてよかったです。（母の応援は）勝った姿を見せたいという気持ちが強かったです。次もしっかり走って勝ち切って、1回でも多くみんなと試合ができるようにしたいです」