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2025年05月20日 18時44分

県高校総体に挑む みやざき中央支援学校陸上部

県高校総体は、21日からバスケットボールやテニスなど一部の競技が始まります。
陸上競技に出場するみやざき中央支援学校の選手たちは、晴れの舞台を楽しみに練習に励んでいます。

みやざき中央支援学校陸上部には、高等部14人、中学部2人の16人が所属。それぞれのペースで日々練習に取り組んでいます。

(桑畑周一郎監督)
「(みんな)素直ですね。指導していることを素直に受け止めて、それを練習に生かしてくれる。選手たちに一つ一つ目標を持たせて、それに向かってどう頑張ればいいかを指導している」

今年の県高校総体には、この6選手がトラック競技に出場します。
3年の河野一郎選手は100m、200m、400mにエントリー。
スタートの良さとレース序盤のスピードが持ち味で、去年は400mで全国障害者スポーツ大会に出場しました。

(河野一郎選手・3年)
「(陸上競技の)一番楽しいところは達成感」

中学から陸上を始め、ひたむきに努力を重ねてきた河野選手。集大成となる最後の県総体でベストの走りをめざします。

(河野一郎選手・3年)
「僕を支えてくれたいろんな方々に(目標とする)準決勝に残れるようなパフォーマンスを見せたい」

上昇志向の強い河野選手には、叶えたい夢があります。

(河野一郎選手・3年)
「(将来は)高校2年生から夢としているパラリンピック選手になりたい」

100mと200mに出場するのは、3年の菅原誠士郎選手です。

菅原選手にとって陸上競技の魅力は?
(菅原誠士郎選手・3年)
「目標を決めて達成したら、ヤッターっていう感じかな」

そんな菅原選手は、男子ダウン症砲丸投げの日本記録を持っています。
県総体の砲丸投げはパラ陸上より砲丸が重いためエントリーはしていませんが、菅原選手はさらなる高みをめざしています。

(菅原誠士郎選手・3年)
「頑張って自己ベストを出したい。これからの目標は8mとばしてメダルがもらえるように頑張ります」

指導する桑畑周一郎監督は、選手たちに日頃の練習の成果を発揮してほしいとエールを送ります。

(桑畑周一郎監督)
「とにかく最後まで自分の全力を出し切ってもらえればそれでいいと思っています」

陸上競技が大好きなみやざき中央支援学校の選手たち、全力で県総体に臨みます。

(選手6人)
「高校総体頑張るぞ!オー」

県高校総体の陸上競技は、5月24日から山之口陸上競技場で行われます。

5月20日(火)

5月19日(月)

5月16日(金)

5月15日(木)

5月14日(水)

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