日南市の日南学園高校で調理師への志を高めようと包丁授与式が行われました。

式には調理科の1年生27人が参加し、久保田一史校長から生徒1人1人に柳刃包丁や出刃包丁など5種類の包丁が入ったケースが手渡されました。

（日南学園高校調理科1年 　黒仁田三華さん）
「きょうの感謝の気持ちを料理という形で先生方や家族に恩返しできるよう精一杯努力して参ります」

式のあと先生によるカツオの調理が行われ、生徒たちは巧みな包丁さばきを興味深く観察していました。

（先生）
「包丁はあまり入れたり引いたりすると身がぼろぼろになるからね」

（生徒）
「頑張っていこうという気持ちが高くなりました」
「調理は人の心を表すと思うので人間性も高めながら中学校の先生やお世話になった人においしい料理を提供できる人になりたいです」

受け取った包丁は来週から始まる調理実習で使用するということです。