番組表

2025年05月14日 18時43分
宮崎県高校総体を前に 王座奪還をめざす 宮崎日大・女子柔道部
来週開幕する宮崎県高校総体。去年3連覇を逃した宮崎日大女子柔道部は、2年ぶりの王座奪還へ気合十分です。
宮崎日大女子柔道部には選手17人が所属。これまで県総体団体戦で13回の優勝を誇る県内屈指の強豪です。しかし、去年の大会は3位に終わり、3連覇を逃しました。
(岡本文那主将)
「去年は先輩たちに迷惑をかけてしまったところがあったので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした」
メンバーで唯一の3年生・中堅の岡本文那主将は、切れ味鋭い内股を武器に、去年の悔しさを晴らしたいと意気込みます。
(岡本文那主将)
「やるしかないので、一戦一戦全力で。勝っても負けても高校最後なので、しっかりやり切りたい」
大将を務めるのは、2年生の石松綺音選手。石松選手も去年、先輩たちの悔し涙を目にしました。
(石松綺音選手)
「来年は絶対に私が勝って、優勝旗を取り返そうと思いました」
石松選手の得意技は払い腰。常に前に出る柔道で、もつれたときにも負けない精神力の強い選手です。
(石松綺音選手)
「誰よりも負けないという気持ちは大事にしようと思って練習してきた」
先鋒として畳に上がるのは1年生の佐藤心美選手。中学時代に九州2位の実績を持つ佐藤選手は、1年生らしくガッツあふれる柔道で初めての総体に臨みます。
(佐藤心美選手)
「自分は団体戦で先鋒という一番大事な流れを作るポジションなので、いい結果を出せるように頑張ることと、個人戦は少しでも多く試合に出られるように頑張りたい」
また、リザーブの植田こころ選手は、去年のインターハイと今年の全国高校選抜48キロ級で5位に入った実力者です。
(植田こころ選手)
「見ている人がおもしろいと思うような柔道がしたい」
指導する三澤寿栄監督は、「守るものは無い」と選手たちの奮起に期待を寄せます。
(三澤寿栄監督)
「最終的には、選手たちの勝ちたいという思いの強さが勝敗を分けると思うので、今年度はチャレンジャーとして全力でぶつかっていくだけなので思い切ってやってくれると思う」
(石松綺音選手)
「親や先生方への感謝の気持ちを忘れずに、絶対に優勝旗を取り返したい」
(岡本文那主将)
「目標は優勝旗を学校に持って帰ってこようと思います」
県高校総体柔道競技は、5月22日と23日に宮崎市のひなた武道館で行われます。