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2025年05月14日 11時45分

宮崎の新鮮な農水産物を空路で輸送 ソラシドエアなどのプロジェクト説明会

航空機を活用して新鮮な農水産物を早く消費者に届けるプロジェクトの説明会が13日、宮崎市で開かれました。

(藤崎祐貴アナウンサー)
「宮崎の新鮮な食材を鮮度を保ったまま少ない数からでも発送できるようになり、新たな物流ルートが生まれそうです」

説明会では、ソラシドエアの担当者などが宮崎県内の生産者やバイヤーに対し、プロジェクトの内容を紹介しました。

ソラシドエアは、航空機を活用して生鮮品などを当日中に配送する「ソラチョク便」を2021年にスタート。去年からは、県内の地域商社や水産仲卸業者などと連携し、釣りあげてからいたむのが早いカツオなどを宮崎から首都圏のホテルに届ける実証プロジェクトを行ってきました。

そして、今回新たに全国の農産物を東京の飲食店などに卸している企業との連携が決まり、さらなる販路の拡大を目指しています。

(ソラシドエア 池田明史新規事業推進室長)
「早くお届けすることによって魅力的な宮崎の食材がさらに魅力的になる」

(地域商社・テロワール九州 八田淳代表)
「今まではホテルやレストラン限定としてテロワール九州がつないでいたが、もっと別な販路を開拓できる」

このプロジェクトは、複数の商品をまとめて出荷するため、少ない量でも利用が可能で、説明会に訪れた人たちからは期待の声が聞かれました。

(新富町のバイヤー)
「(これまでは)おいしいものをそのまま届けることが難しかったので、より一層需要が増えるのではないか」

(宮崎市のイチゴ生産者)
「(農家としては)新しい形で届けて食べてもらうのは非常にありがたい」

ソラシドエアなどは今後、「首都圏から宮崎向けの配送も増やしていきたい」としています。

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