今年で生誕140年の節目を迎える歌人・若山牧水の生家を小学生などが清掃しました。

清掃活動を行ったのは牧水の母校日向市・坪谷小学校の6年生2人と顕彰会のメンバーなどです。
児童たちは手分けして部屋のたたみを拭きあげたり、花壇の雑草を抜いたりして汗を流していました。

最後に尾鈴山の方向に向かって牧水の短歌を歌い上げ、郷土の歌人に思いを巡らせていました。

（児童は）
「（部屋のどこかに）牧水先生がいると思いながら、感謝しながら掃除しました」
「今までより人数も少なくなったからやる分も増え、生家の2階に行くのも初めてだったからドキドキしたけど、隅々まできれいにできたから心がポカポカしました」

牧水が学んだ坪谷小学校ですが、児童は現在6年生2人だけになり、今後、地元と日向市が存続について協議を行うということです。