番組表

2025年05月08日 18時45分
大阪・関西万博のチャンスを生かし物産と観光をPR 宮崎県が大阪市にアンテナショップ
158の国や地域が参加する大阪・関西万博。関西エリアは今注目の場所です。宮崎県はこれをチャンスととらえ、アンテナショップみやざき館KONNEを大阪市に出店し、県産品の売り込みを図っています。
大阪の玄関口JR大阪駅周辺。ここでは大規模な再開発が進行中でその風景は日々変わり続けこれまで以上に多くの人が行き交うエリアとなっています。
(今栖那菜記者)
「大阪の中心部・JR大阪駅に直結するこちらのビルに県のアンテナショップが入っています」
このビルの2階には、全国17の道府県のアンテナショップが集まっていて激しい販売合戦が繰り広げられています。
オレンジを基調としたみやざき館KONNEには、地鶏や辛麺、宮崎牛など、およそ330の県産品が並びます。
(京都から)
「鶏の炭火焼を買いました。以前食べたことがあるので、子供が好きなんですよ。ちょっと行きたいなと思って、初めて来ましたここに」
店舗では月3回ほど、自治体などの物産フェアを行っています。このフェアでは、自治体の職員が自ら地域の魅力を発信。万博期間にPRしたいと、名乗りを上げる市町村も多くなったといいます。
(宮崎県大阪事務所澤田佳波主事)
「これほど多く人が集まる機会はないかなと思いますので、このチャンスを次に繋げていけるように県としましてもこのアンテナショップを入口として、県の魅力を発信していきたいと思っています」
万博への関心の高まりが期待される中で、宮崎県としては県産品だけでなく観光誘客にもつなげたいところです。
(県大阪事務所流通・物産担当澤田佳波主事)
「観光であったり本県の魅力を知られていない部分があります。このアンテナショップを生かして本県の県産品のイベントや観光のPRをして情報発信にも力を入れていきたいと思います」
大阪・関西万博では、9月3日から5日まで九州各県の合同展示会が予定され宮崎牛や焼酎をPRする予定です。
みやざき館KONNEKITTE大阪店は、当初はオープンから1年間限定で今年7月30日まで営業する予定でしたが、万博で大阪に訪れる人を最大限取り込もうと来年3月31日までに延長されました。
そして、大阪にはもう1店舗、堺みやざき館KONNEがあります。県は万博の開催期間中、この2つの店舗を拠点に宮崎をPRしていくことにしています。