2023年入社
情報工学部卒
報道部
今栖 那菜



どんな部署で
働いているの?
働いているの?

人の生命と財産を守るのが使命!
日々起こる災害、事件・事故のニュースを取材に行って放送する部署になります。他の新聞社などと大きく違うのは、記者とカメラマンがいないとできないというところです。映像を撮影することがテレビ局の報道部にとって一番大切です。報道部の使命は、人の生命と財産を守ることだと教えられています。事故の取材に行くのも、事実を伝えると同時に、現場の状況を伝えることで他の方々にも、「こんな危険があるんだよ」と啓発ができます。財産面でいうと、台風で家がやられたという人がいた時は、そういう人がいることを伝えることで自治体が補助を考えてくれるかもしれません。映像を通して様々なことを伝えることが報道部の仕事だと思っています。そして、いつ・どこで・どんなことがあったという事実を残す「歴史の記録係」でもあります。

現在どんな仕事を
しているの?
しているの?
報道記者そして番組ディレクターへ
報道部1~2年目は、平日夕方のニュース情報番組「#Link」の記者。県警・司法担当で突発的に起こる事件や事故の現場に真っ先に行く仕事をしていました。ほかにも災害の現場や時には山奥でヤマメを釣ったり、橋の歴史を調べたり担当に縛られずいろんな場所で取材をしていました!
現在は、土曜夕方の「U-doki」という番組のディレクターを担当しています。自分でネタを上げディレクター会議に通し、15分枠の特集などを作っています。県内で頑張る魅力的な人を追いかけたり、普段は入れないような場所に潜入したり、節目には終戦企画や災害から何年…など内容は多岐にわたります。時には、美容系の企画など少々バラエティチックなこともやったり…毎回違った見せ方をすることを楽しんでいます。ただ、自分がやりたいだけではなく、それを通して何を伝えられるか、視聴者はこの時期何を求めているかな?といったことを考えながら日々、アンテナを張って仕事をしています。
1日のスケジュール(記者のとき)
9:00
出社9:10
取材へ10:45
帰社・原稿作成11:10
編集立会い11:30
昼ニュース立会い12:00
昼食13:30
取材へ15:00
帰社・原稿作成16:00
編集立会い16:30
事件事故の情報確認17:00
消防車のサイレンの音を聞き、急遽取材へ18:09
夕方のニュース19:00
帰社19:30
帰宅

どんな時にやりがいを
感じますか?
感じますか?

現場の今・県民の声を放送に
乗せて広く伝えられるところ
取材させていただいた相手の人から、放送後に「反響があった」「宝物になった」と言われた時はやっぱり嬉しいですね。また、2024年8月に宮崎市佐土原町で突風災害が起こった際に、私はその直後に現場に駆け付け、被害の状況を中継で伝えました。次の日の朝再び現場に行くと、がれきの撤去作業をしている人の中に「きのうのテレビを見て知って駆けつけた」という人が1人ではなく複数いました。自分が伝えたことがテレビを通して県民にしっかり届いていることを実感した瞬間でした。

UMKを選んだ理由
高校生の頃、UMKに心を動かされたから
昔からテレビが好きで漠然と「将来はテレビ局に入りたいな」と思っていました。すると、高校3年生の頃、競技かるた部の主将をしていたときに、今まさに自分が担当している番組「U-doki」の密着取材を受けました。取材から放送までの制作の裏側を初めて覗き、UMKのディレクターやカメラマンはかっこいいなと…。また、放送後、面識のない郵便配達に来た男性から「この前あなたをテレビで見て自分も頑張ろうと思いました」と声を掛けられ、UMKの番組が人の心を動かしている瞬間を目の当たりにしました。私もそんな仕事がしたい!と思いました。

どんな時にUMKに
就職してよかったと
思いますか?
就職してよかったと
思いますか?
全国公開する映画の撮影現場の取材や
芸能人に直接インタビューができたこと!
テレビで見ていた芸能人に会えたときですね。報道部に身を置いているので、直接話をさせえてもらえることもあります。これは特権だなと思います。これまで一番印象的だったのは宮崎の方がモデルとなった映画の取材で、俳優の堤 真一さん・山田 裕貴さんと向かい合って直接インタビューをしたときは本当に緊張しました。映画の撮影現場の取材も普通に生活していたら見ることがないので、「ほぇ~こうやって撮影しているんだ」と完全に観客側でした…笑。ちなみに、ちゃっかり映画のエンドロールに私の名前が登場しています。ひそかに長年の夢が叶いました。

今後の目標
宮崎で奮闘する「人」を追いかけ、ドキュメンタリーを作りたい!

新卒者へのメッセージ

やったもん勝ち。
挑戦を応援してくれる会社!
入社したての頃からこれまで、自分が「やりたい!」と熱量をもって提案した企画を真っ向から否定されたことはありません。むしろ、面白がって「やってみればいいじゃん!」「だったら、もっとこうした方がいいかも!」と一緒になって考え、応援してくれる先輩たちばかりです。もちろん、そのなかで苦悩はありますが、自分がやりたいことを形にできる環境がUMKにはあると思います。いつかみなさんと一緒に番組作りができるのを楽しみにしています!