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番組表
柳田哲志の”轍”

声の持つ力 2016年09月30日

 

会場に響き渡る叫び声、勝利が決定的となった瞬間。

押し寄せる感動と喜び、そして感極まってこみ上げる涙。

暑い夏をさらに胸熱く演出してくれた

リオデジャネイロ オリンピック・パラリンピック。

世界中から集まりしトップアスリートたちの夢舞台に

ふさわしい、幾つものドラマと記録が今回も刻まれました。

 

私が挑戦を続けているボッチャも、BC1/BC2団体戦で

廣瀬選手の雄叫びが轟き、勢いそのままに初のメダルを

獲得。ニュース等で度々放送され、感動の輪が広がると共

に、ボッチャという競技スポーツそのものが多くの皆さんに

知れ渡るきっかけになりました。

また、2020年の東京大会に向け、大きな弾みになり、

同じ障がいのある人たちに勇気と希望を与えてくれました。

私も、火の玉ジャパンに入れるよう努力を重ねます。

そして、廣瀬選手の様に大きくは無いでしょうが、

私なりの声も発していきたいと思っています。

 

『声は力』、これは、私なりには多くの意味を含んでいて、

私が私の仕事に対して掲げている

モットーであり、目標、課している言葉でもあります。

 

ある意味、言葉は思考を必要とし、生き物のように

時代と共に変化もすれば、使い方一つで、

凶器にも、癒し、安らぎにもなります。

繊細で危うく、それ故に知識と良心、

その言葉を受け取る相手への思い遣りが必要です。

 

声には、その言葉を使う人の心情、思いがこもります。

普段からその事を忘れずに発し、言葉にかえていきたい

と、思います。

 

余談ですが、最近観た映画の中で、

聲の形(こえのかたち)というアニメがあります。

全ての子どもたち、また保護者の皆さんにも

観て頂きたい様な秀作でした。

一人の聴覚障害の少女をめぐるクラスメイトたちの

物語なのですが、多くのことに気付かされ、

考えさせてもらえる深い映画だと感じました。

 

“こえ”には様々な形があることを十分理解しながら

生きていける人間でありたいですね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの声に感謝                                   柳田哲志

 

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