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2025年07月02日 12時00分
「FSC森林認証が最大の強み」宮崎県諸塚村の木材加工センターが操業再開
林業が盛んな宮崎県諸塚村で、操業を停止していた木材加工センターが7月1日から操業を再開しました。
美郷町などで3つの木材加工センターを操業していた耳川広域森林組合は、2025年10月、赤字を理由に木材の加工事業から撤退、センターの操業を停止しました。
このうち諸塚村のセンターは、7月から第3セクター「ウッドピア諸塚」が操業することになり、1日、関係者が操業の安全を祈願しました。
センターではこれまでの約半分にあたる丸太を加工、諸塚村が取得している国際的な森林管理の認証制度=FSCを生かし、販路を開拓する方針です。
(ウッドピア諸塚 藤崎猪一郎理事長)
「FSC森林認証、これが本村の最大の強みであり、新たな木材の価値を見出していきたい」
諸塚村では、操業再開にあたり、約7400万円の予算を計上しています。