29日午前、宮崎市のスーパーで、生後９カ月の赤ちゃんと母親が乗用車にはねられ、赤ちゃんが亡くなりました。
警察は、乗用車を運転していた72歳の男を現行犯逮捕しました。

29日午前11時すぎ、宮崎市霧島３丁目のスーパーフーデリー霧島店の駐車場で、
宮崎市神宮東に住む生後９か月の田崎千絢ちゃんと30代の母親が
バックしてきた乗用車にはねられました。
この事故で、千絢ちゃんが頭を強く打ち、宮崎市内の病院に搬送されましたが、
およそ５時間後に死亡が確認されました。
千絢ちゃんの母親も足にけがをしましたが命に別状はありません。
事故当時、千絢ちゃんは母親に抱かれていたということです。

（目撃者）
「子供さんは地べたに頭付けたままでお母さんが抱えるようにして
　お母さんはうつむいたままですよ（中抜き）泣きじゃくっていました」
「かわいそうで手の打ちようがない」
「周りをよく見なかったんじゃないのか」

警察は、乗用車を運転していた
宮崎市大工の黒木　正人容疑者72歳を過失運転致傷の現行犯で逮捕。
黒木容疑者は「事故を起こしケガをさせたことに間違いない」と
容疑を認めています。
警察は過失運転致死傷に容疑を切り替え、当時の状況や事故の原因を調べています。