宮崎ブランドに認定されているブドウ「ハニービーナス」の初競りが、宮崎市中央卸売市場で行われました。

（藤松舞アナウンサー）
「初めてのハニービーナスです。いただきます」
「甘い！ハニーという名の通り皮まで甘くて、果汁をたっぷり含んでいます」

「ハニービーナス」は糖度が18度以上で種がなく、皮ごと食べられるのが特徴のブドウです。

26日朝は、144キロ、68ケースが競りにかけられ、最高値は2キロ1万6000円。
去年の最高値を1000円上回り、これまでで最も高くなりました。
最高値で競り落とした青果店は…

（杉尾青果　杉尾一八さん）
「初物ゲットしました」
「えぐみもなくて甘みも十分に出ていたので、みなさんに感動していただけると思います」

JAみやざきによりますと、ハニービーナスは都農町と川南町の農家6戸があわせて150アールで栽培しています。

また、今シーズンは春先に雨が多かったことなどから去年より10日ほど遅い出荷となり、去年より2.5トン少ない、約12.5トンの出荷を見込んでいるということです。

出荷のピークは来月中旬ごろで、県内をはじめ、九州各県への出荷が予定されています。