番組表

2025年05月01日 18時45分
プロの競輪選手を目指す 都城工業出身・高佐龍太郎選手
日本競輪選手養成所に入所する都城工業出身の高佐龍太郎選手。来年7月のプロデビューを目指しています。
高佐龍太郎選手(22)は、自転車競技の名門都城工業から日本大学に進み、この春、大学を卒業。5月8日に静岡県にある日本競輪選手養成所に入所します。
高佐選手と競輪の出会いは小学4年生の時。祖父がよく見ていた競輪のカッコよさに魅了されました。
(高佐龍太郎選手)
「祖父が競輪競技が好きで、自分も一緒に見ているうちに憧れて、自分も同じように走りたいと思って、自転車競技を始めました」
そして、高校3年の時、プロの競輪選手と練習する機会があり、そこで『競輪選手への夢』が芽生え、今年、その夢への第一歩を踏み出します。
待ち構えているのは、10カ月間に及ぶ養成所での厳しい練習です。
(高佐龍太郎選手)
「同じ大学から3~4人行くんですが、すごくみんな強くて、劣っているとは思いませんが、サボったらすぐ追い越されるレベルではあるので、休まずに鍛錬に励んで差をつけていきたいです」
この日は、高校・大学の先輩で、競輪選手として活躍している松本一志選手と一緒に練習しました。
(松本一志選手)
「素直に仲間が増えるのはうれしいです。高校・大学一緒で後輩なので、すごくかわいがっていきたいです。全てにおいてスピードや持久力、レース感などはトップレベルに近いものをもっている。勝っても負けても全力で走ってお客様に愛される選手になってほしいです」
競輪の世界はS級とA級に分かれ、ピラミッド型の構造。その頂点に君臨する選手は9人しかいません。
結果がすべての厳しい世界。高佐選手は強い気持ちで、これから待ち受ける荒波に立ち向かいます。
(高佐龍太郎選手)
「フィジカル的な部分だったり足だったり、総合的に強くないとS級や上のクラスでは戦えないと思うので、強いフィールドでも勝てる選手になりたいです。着実に力をつけて、プロでも通用するように頑張りますので、応援よろしくお願いします」