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2024年10月02日 18時50分

戦時中のアメリカ製爆弾が宮崎空港誘導路で爆発 3日朝の運航再開目指す

2日朝 宮崎空港の誘導路でアメリカ製の不発弾が爆発しました。この影響で、すべての航空機の発着は見合わせとなり、国土交通省宮崎空港事務所では、陥没場所の埋め戻しなどを行い、3日の運航再開を目指しています。

これは、2日午前8時前の宮崎空港の映像です。航空機が通過した1分後でした。

国土交通省宮崎空港事務所によりますと、爆発は不発弾によるもので、空港の東側の誘導路付近で発生しました。

爆発により、誘導路が陥没。穴は直径7メートル、深さ1メートルほどの楕円状だということです。

警察によりますと、この爆発によるけが人の情報は入っていません。

空港に面する航空大学校で爆発当時の状況を聞くと…。

(航空大学校 牧義弘教頭)
「教官、学生、勤務しているものを含めて、爆発音を聞いたものはおりませんでした。午前8時半から飛行訓練を開始するが、その前に爆発があった。上空に上がってからではなかったので、訓練機の心配をしなくてよかったのは少なくとも良かった」

(早瀬純哉記者)
「陥没の原因を調べるため、自衛隊が現場に入りました」

現場では、午後2時ごろから自衛隊が調査を行いました。不発弾は、アメリカ製の250キロ爆弾で、宮崎空港の敷地内で不発弾が爆発するのは初めてだということです。

この影響で滑走路は終日閉鎖となり、航空各社は搭乗手続きを停止。89便が欠航となり、約6000人に影響が及びました。

2日朝 宮崎空港では、出発便の変更手続きなどのため、カウンターには利用客の長い列が出来ていました。

(利用客)
「困りますね」
「鹿児島空港から飛ぼうと思っています」
「福岡で講習を受けに行く予定があった。大変です。一日でも早く復旧していただけたらありがたいです」

宮崎空港事務所では今後、陥没場所の埋め戻しなどを行い、3日朝の運航再開を目指しています。

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