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異性と1対1でお酒を飲む“サシ飲み”。友人や職場の同僚などと何気なく経験したことがある人も多いかもしれません。でも、周囲から「2人きりで飲むなんて、何かあるのでは?」「下心があるんじゃ…?」と見られてしまうことも。
果たして異性同士のサシ飲みは、恋愛や下心と切っても切れない関係なのでしょうか?
今回はサシ飲みに対するイメージや、「何もない関係性」が成立するケース、そしてサシ飲みをきっかけに関係を発展させたいときのコツまで、幅広く解説します。
異性とのサシ飲み=何かあると思われる理由

異性2人だけでお酒を飲むと、なぜか恋愛的な意味合いを想像されがち。それはどんな理由からなのでしょうか?
「好意がないとサシ飲みはしない」というイメージがある
「嫌いな相手とサシ飲みなんてしないよね?」という考え方をする人は多いもの。2人きりで長時間過ごすというシチュエーションには、ある程度の信頼感や好意が前提にあると思われがちです。
そのため、たとえ下心がなくても「もしかして気があるのでは?」と誤解されるケースも少なくありません。
夜・お酒・2人きり…親密ムードに見える条件がそろっている
時間帯は夜、お酒が入り、2人きり。この3つの要素が揃うだけで、恋愛的な雰囲気を連想させやすくなります。実際には恋愛感情がなかったとしても、周囲からは“特別な関係”に映ってしまいやすいのです。
さらに、酔った勢いで気持ちが変化する可能性もある…と考える人もいるため、誤解を招きやすい場面ともいえるでしょう。
「デートっぽい」と感じる人が多い
2人で食事→そのまま飲みに行く、という流れは典型的な“デートの王道パターン”。そのため、サシ飲みが「デートの延長線上」と見られてしまうことも。
特に、気になっている相手だった場合は、期待や緊張感も入り混じり、余計に恋愛ムードが強く感じられるのかもしれません。
異性とのサシ飲みで何もないケース

とはいえ、サシ飲み=絶対に何かある、とは限りません。恋愛とは無関係な純粋な飲み会として成立しているケースもたくさんあります。
どちらか、もしくはどちらにも恋愛感情がない
どちらか、もしくは両方に恋愛感情がなければ、何も起こらないことがほとんどです。たとえば、相手が既婚者・恋人持ち・完全に“友人認定”している…などの場合は、恋愛関係に発展する可能性は極めて低いでしょう。
ただし、ふとしたきっかけで気持ちが変わることもあるため、100%ないとは言い切れないのが人間関係の難しさでもあります。
昔からの友人として付き合いが続いている
学生時代の同級生や部活仲間など、長い付き合いの中で「異性だけど恋愛感情ゼロ」の関係性が築かれている場合。こうした関係では、お互いがパートナーのように悩みを相談し合ったり、異性の視点を聞いたりするためにサシ飲みをすることもあります。
周囲からどう見られようと、当人同士は何も気にしていないケースも多いです。
明確な目的のある飲み会だった
仕事や趣味の話、真面目な相談など、“目的があってのサシ飲み”も、恋愛とは無縁なケースのひとつ。特に職場の上司や同僚との1対1の飲みの場では、今後の仕事の進め方や個人的な悩みを静かに話したいといった理由でサシ飲みを選ぶこともあります。
内容や雰囲気によっては、まったく色気のない“戦略会議”になることも。
異性とのサシ飲みで何もなかった… モヤモヤする心理は?

ドキドキしながらサシ飲みに行ったのに、特に進展もなく解散…。そんなとき、なぜかモヤっとしてしまう心理の背景を探ってみましょう。
相手が自分に好意があると思っていた
相手が優しくしてくれたり、気にかけてくれたりしたことで、「もしかして好かれてる…?」と期待していた場合、サシ飲みの場で特に進展がなかったとき、その落差からモヤモヤしてしまうのは自然な感情です。
とはいえ、それは単なる自分の思い込みだった可能性もあるので、一度冷静に振り返ってみましょう。
自分に魅力がないのかと自信喪失
2人ともフリーで、いい雰囲気だと思っていたのに何もなかった…。そんなとき「私って魅力がないのかな」と落ち込んでしまう人もいます。
でも、それは決してあなたの魅力がないというわけではなく、相手が恋愛モードじゃなかっただけかもしれません。
関係を進展させたいなら…サシ飲みをチャンスに変える方法

もしあなたが相手に好意を持っていて、関係を進めたいと感じているなら、サシ飲みは絶好のタイミングでもあります。自然な形で“恋愛対象として意識してもらう”ためのコツを紹介します。
自分からもう一度サシ飲みに誘う
一度きりで終わらせず、「また飲もうよ!」と軽く誘ってみるのがおすすめ。2回目以降のサシ飲みでは、お互いの警戒心もほぐれて、より本音を話しやすくなることも。
あらかじめ話したいテーマを用意しておくと、より自然に距離を縮められるかもしれません。
さりげなく恋バナ
「最近恋してる?」「どんな人がタイプ?」など、軽い恋バナを交えることで、相手に“恋愛”を意識させることができます。その流れで「実は気になる人がいるんだ」と言えば、相手があなたの気持ちに気づくきっかけにもなるはず。
自分らしさを出す
無理に“モテよう”とするよりも、自分らしさや普段の魅力を出すことが一番大切。自然体の姿を見せることで、「一緒にいて心地いい」と思ってもらえる可能性が高まります。ちょっとしたギャップや素の一面に、相手がドキッとすることもあるかもしれません。
信頼関係をじっくり築く
趣味の話、家族のこと、人生観──。少し深い話をしていく中で、お互いの価値観が近いと気づくことも。恋愛に発展するには、まず「安心して話せる人」という信頼のベースが重要です。
焦らずに、少しずつ距離を縮めていきましょう。
まとめ
今回は「サシ飲み=恋愛関係?」というテーマについて、異性同士のサシ飲みが誤解されやすい理由や、何もない場合の心理、そして関係を進展させたいときのコツを紹介しました。
サシ飲みが“何もない”こともあれば、“何かが始まるきっかけ”になることもある。大切なのは、自分の気持ちと相手のスタンスをしっかり見極めること。焦らず無理せず、自分らしく接することが、恋を進める一番の近道かもしれません。