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2018年03月05日

3月3日は「耳の日」耳の健康を考える(2018年3月3日放送)

3月3日は、みなさんがよくご存知のひな祭りです。
そして、実は「耳の日」でもあるんです!知っていましたか~

3月3日は耳の日:坪井康浩医師

ということで今回はについて詳しく勉強していきたいと思います。
つぼい耳鼻咽喉科クリニックの坪井康浩医師にスタジオにお越しいただき、詳しくお話を伺いました。

まずは「耳の構造と機能」について教えてもらいました。
耳の構造は、外側から外耳・中耳・内耳と分けて考えます。外耳は音の振動を鼓膜に伝える機能、中耳は鼓膜で受けた音の振動を調整する機能、そして内耳は音の振動を電気信号に変え脳に伝える機能があります。また内耳には三半規管があるので、バランスをとる機能がついているということになります。

耳の構造と機能

次に「耳の病気」について教えてもらいます。
耳の病気で代表的なものが中耳炎です。特に子供に多く、耳の痛みや発熱、耳だれや耳閉感など耳の病気
としては代表的な一つだと思います。

その「中耳炎の主な原因」とは?

  1. 風邪などの感染症
  2. 耳に水が入る
  3. 耳そうじ

中耳炎の主な原因

正解は、1の風邪などの感染症なんです。

中耳炎というのは鼓膜の中に起る炎症のことです。中耳炎というとプールなどで外側から水が入って起るイメージがありますが、本当は耳管を通して内側からバイ菌が入ってくる状態のことを言います。
耳管は鼻の一番奥、つまり喉の裏側あたりに繋がっているので風邪の症状や濃い鼻が出たりする時には内側から耳側にバイ菌が入ってきてそれによって中耳炎が起るということになります。

また大人になると中耳炎になりにくくなるのは、一つは免疫力や体力がついてきて抵抗力があるのでなりにくいこと。
そしてもう一つは子供の頃は太くて短くバイ菌が入りやすかった耳管が大人になるにつれ細く長くなり距離が長くなるのでバイ菌が入りにくくなることが理由です。

子供が中耳炎になった時のサインは?
子供の機嫌が悪く耳を触ったりする仕草が見られれば中耳炎と考えていいかもしれません。

中耳炎の予防法は?
風邪などの感染によって起るので普段から手洗い・うがいを心がけて風邪をひかないように心がける。

 

続いて、もう一つの耳の病気についてある事例と共に詳しくご紹介します。

春に大学を卒業し、地元企業に入社の美々子さん。
親切なベテラン先輩の明美さんから手取り足取り教わりながらやる気に満ちあふれていた美々子さんでしたが、ある日を境に生活が一変します。

難聴は突然に・・・1

 

ある日いつものように仕事をしていると、これまで優しかった明美先輩から仕事のことでひどく怒鳴れます。すぐに謝ったのですが、明美先輩は許してくれない様子。「勘弁してくれ」と言い放ち、先輩はその場を去りました。

難聴は突然に・・・2

 

その後給湯室で自分を悪く言う先輩を見かけ、先輩に嫌味なことを言われると急に耳が聞こえづらくなり・・・

難聴は突然に・・・3 違和感

急に音が聞こえづらくなった美々子さん。彼女に一体何があったのでしょうか?

これは突発性難聴、またはストレス性の低音障害型感音難聴が考えられるそうです。このちょっと聞きなれない低音障害型感音難聴
音を聞く神経である蝸牛という部分の中にリンパ液が入っていて、ストレスなどをきっかけに蝸牛内のリンパ液が増加し、むくんだ状態になり聞こえが悪くなる症状です。特にむくみが原因で起る場合は低い方の音だけ聞こえにくくなると言われています。
また三半規管も一緒にむくんだ状態になるとメニエル病という病気になり、目眩・低音障害型感音難聴が同時に起ると言われています。

低音障害型感音難聴の仕組み

特に今回の事例のようにストレスが主な原因になるので、若い女性に多いと言われています。
環境の変化があるこれからの春の時期に増えてくる傾向にあります。

具体的な予防方法とはいかないのですが、なるべくストレスをかけない無理のない生活と早期治療で治ることが多いので、ちょっと耳が詰まっているかなと感じたらすぐに耳鼻科を受診することが大切です。

続いては「耳そうじ」について教えていただきます。
耳そうじを行う頻度は?

  1. 毎日
  2. 週に1回
  3. 数ヶ月に1回

耳そうじに関して

正解は、3の数ヶ月に1回です。
基本的にはあまりしなくて良いものだそうです。
耳垢は、外耳部分の表面に垢がたまる状態を言います。実は耳の中は特殊な構造をしていて、耳垢は自然に少しずつ外側へ押し出されるようにできているのです。不思議な機能ですよね。
それを知らずに耳そうじを繰り返すと、せっかく外へと押し出されてきた耳垢を奥へ押し込んでしまうことになります。奥の方にある耳垢を無理やり取ろうとすると薄い皮膚を傷つけて外耳炎などを起こしてしまいます。
耳そうじは1ヶ月~数ヶ月に1度、耳の入口付近から1.5cm程度までをそうじするだけで十分です。また耳垢を奥に押し込まないように細い綿棒が良いそうです。

私たちの大切な機関である「」。
何か症状などがなくても、不安なことがあれば耳鼻科を受診してください。
また歳をとった方の補聴器を早めに使うことで認知症の予防にもなりますので、そういった不安がある方も耳鼻科を受診してみてください。

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