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2018年02月12日

宮崎が舞台「神舞の庭」家族と神楽の物語(2月10日放送)

2017年に宮崎に暮らす人々にスポットをあて、日本の今を見つめ直す舞台シリーズ「新かぼちゃといもがら物語シリーズ#1」がスタートしました。

板子乗降臨

その第一弾として上演されたのが、俳優の渡部豪太さん主演の「板子乗降臨」でした。
国内の第一線で活躍する俳優や劇作家を起用した公演は、宮崎の演劇文化に新たな方向性を示しました。
そして今年。シリーズ第二弾となる物語「神舞の庭」が宮崎県立芸術劇場で上演されることが決定しました。

工藤治彦さん

宮崎県立芸術劇場の工藤治彦さんは「国内のどこで上演しても遜色のない作品を作っていきたい。それを宮崎のみなさんに見ていただきたい。という思いで作っています。」と作品への思いを話します。

今回主演を務めるのが、去年NHKの大河ドラマの「おんな城主 直虎」にも出演した俳優の田中美央さん。田中美央さんのご出身は兵庫県。大学卒業後に劇団俳優座に入り、演劇の道を進んでいます。深みのある演技で俳優だけではなく声優・ナレーションなど幅広く活躍されています。

田中 美央(たなか みおう)さん
【出身地】兵庫県
【生年月日】1974年7月4日
【略歴】大阪芸術大学卒業後、劇団俳優座に所属
【主な作品】
 映画:「関ヶ原」、「海賊とよばれた男」
 テレビ:「おんな城主 直虎」奥山六左衛門 役
【趣味】乗馬、歌、ベース

永山智行さん

そして演出を手がけるのは、県内の劇団を中心に活動している演出家の永山智行さん
永山智行さんは県内を拠点に活動する「劇団こふく劇場」の代表を務める傍、2016年3月まで県立芸術劇場の演劇ディレクターを務めていらっしゃいました。

演劇界の第一線で活躍する俳優と演出家。
そんなお二人をスタジオにお迎えして、宮崎に生きることをテーマにしたこの舞台が何を伝えたいか、そして初日まで二十日を切った「神舞の庭」の舞台の見所を教えていただきました。

 

まずはじめに、今回二作目になる「神舞の庭」のあらすじを教えていただきました。

舞台は、宮崎の山間にある架空の集落の中崎家という家。
東京でエリートサラリーマンとして活躍している長男夫婦、そして地元でお茶を作っている次男夫婦。
神楽の前の日、突然母が倒れてしまう。そのために急遽帰省してくる長男夫婦。
そして神楽の前日だというのに神楽の舞手が突然姿を消してしまう。
神楽の前日に色々なことが起こり、明日無事に神楽ができるのか。。。
その中で中崎家がどうしていくのか、そして村がどうなっていくのか。
お互い色々と問題が湧き上がっていく中で、それぞれが抱えてきた思いが溶け出していく。

今回の舞台の役所を田中美央さんは「東京のエリートサラリーマンという役で、仕事の挫折や葛藤を持って田舎に帰省することになり、母親が倒れたりと実家の状況と向き合う中でバラバラになっていた家族がどうやって再生して結び合っていくのかという内容です。」と話してくれました。

そして今回のテーマは、「方言」を大事にするところ。

田中さんはもともと兵庫県出身で、役柄では東京のエリートサラリーマンで出身は宮崎という設定。
舞台の上でも、言葉の使い分けが必要となります。
役柄の中で息子や奥さんには東京の言葉、実家に帰り弟夫婦や友達には宮崎の言葉。という設定で方言には苦労されているとのことでした。

しかし演出家の永山さんはその方言を俳優さんに使ってもらうことが大事だと考えています。
言葉はその人の生き様が一番正直に出るものだから、その大事な部分を俳優さんは大変だけど頑張ってもらいます。見にきたお客さんがそこに嘘はないと感じてもらいたいから。」とその思いを語ってくれました。

また「神楽」も一つのテーマ。
田中さんはこの舞台のために、門川神楽保存会「愛降会」による指導を受けています。中腰を維持しながらのゆっくりな動きの中でずっと気を張りながら舞うため、筋肉痛になったそうです。

稽古時の様子

生身の人間が人間を描くので、その人の体から出てくるものが一番お客さんに伝わっていくと思います。この神楽も大変だと思いますが、これを通して宮崎に暮らす人として演じて欲しいと思います。」と演出家の永山さんは話します。

 

また田中さんは今回の稽古の雰囲気を「まだスタートして10日なんですが、ご飯、悩み事など同じ時間を共有しているうちに本物のファミリーのような感じになってきました。10日連続でチキン南蛮を食べています。美味しいです。」と嬉しそうに話してくれました。

ここで今回の舞台の俳優さん達に、田中美央さんについて聞いてみました。

劇団ぐるーぷ連の実広健士代表

劇団ぐるーぷ連の実広健士代表
「身体も大きいですが、心も大きい人ですね。宮崎の方言をせつなく語る素敵な役者だなと思います。今回は特に神楽が片一方では主役で、他所から見た時にそういう風に神楽を見てくれて、そういう風に神楽が素材になって芝居ができることは、宮崎にいたらちょっと気づかなかったことかも知れないです。」

劇団SPCの成合朱美さん

劇団SPCの成合朱美さん
「毎日チキン南蛮食べているみたいで宮崎弁もだんだんこなれてきていて、頑張っています。宮崎で芝居を楽しみにされている人も宮崎を舞台にした物語を田中さんのような俳優がやってくれてそういう芝居を見る機会ができてすごくたのしみにしてくれるのではないかと思います。」

 

最後に田中さんと永山さんからメッセージをいただきました。

「県立芸術劇場が厨房となり出来立てほやほやの美味しい料理「作品」を宮崎のみなさんに召し上がって頂けることが制作者側としてはすごく大きな喜びです。
家族の物語でもあり地域の物語でもありますので、見る人によって色々な見方ができるのでぜひ劇場に足を運んでいただいて、ご自分の家族を投影しながら楽しんでいただけたらと思います。家族として一丸となって舞台に向けて頑張っていますので、ぜひその空気感を味わって欲しいと思います。」

神舞の庭の公演情報

舞台「神舞の庭」。
2/28(水)3/4(金)からメディキット県民文化センターで5回公演が行われます。
みなさんもぜひ、ご家族と、お友達と足を運んでみてください。
詳しくは、宮崎県立芸術劇場までお問い合わせください。

<宮崎県立芸術劇「神舞の庭」>
TEL:0985-28-3208
http://www.miyazaki-ac.jp/?page_id=805

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