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2018年01月15日

小林を食で元気に!食と農の魅力創生プロジェクト(2018年1月13日放送)

今回は小林市の新たな取り組みについて特集します。
小林市と言えば、西諸弁がフランス語に聞こえることに着目した動画「ンダモシタン小林」「人間空気椅子でギネスに挑戦」など、様々なかたちで地方創生プロジェクトに取り組んでます。
今回は小林市の新たな一手「食と農の魅力創生プロジェクト」をご紹介します。

今までの小林市のPRプロジェクト

そのプロジェクトの鍵を握るのは一人のシェフ、地井潤さん
去年11月に大阪から小林市に引っ越してきました。
地井さんは過去にフランス日本大使館やウィーン、ベルンなどヨーロッパ三ヵ国でシェフを務めた元公邸料理人です。その功績が国から評価され、優秀公邸料理長の認定を受けたシェフです。

地井潤さん

そんな地井さんが移住を決めた理由は、小林市の新たな取り組み「食と農の魅力創生プロジェクト」でした。
プロジェクトの発案者 小林市観光政策参考の矢野雄二郎さんは「都会から来る人たちに小林市の農畜産物を食べて欲しいというプロジェクト。美味しさをどう最大限引き出して演出していくかということ、つまり食の通訳士みたいなものがシェフにあたると考えている。」と地井さんに期待をよせます。

地井潤さん

 

地井さんの使命は、小林の豊かな食材をPRすること。
そのために、地元の食材を使ったレストランをオープンすることがこのプロジェクト最大の目的です。
開業資金は市が支援し、今年春の開店を目指します。
小林市肥後正弘市長は「人選に非常に苦労はしたが、素晴らしい人に来てもらえた。奇跡が起こった。」
と嬉しそうに話します。これに対して「思ったよりも皆さんの期待度が高いので、気をもっと引き締めてとりかかる。」と地井さんも嬉しそうに話してくれました。

まずは生産者を訪ね小林の食材を知ります。
訪れたのはトマトを育てているおがわ農園です。丹精込められて育てられたこの農園のトマトは、東京の三越や伊勢丹などに出荷されています。こちらのトマトは新鮮だけでなく、濃縮された旨味があるためお菓子作りにも活かせると地井さんは話します。
「もっと地域で根を張って販売したいという気持ちになった。地井さんに是非使ってい欲しい。」と生産者の小川絋末さんは話します。

トマト畑を視察する地井さん

 

さらに店舗の候補地探しです。
小林駅近くのうどん店だった物件は水周りも整っていて換気もあり、広さや大きさも地井さんの理想に近いものでした。
「建物もあればそこで働くスタッフのサービスも含めて、あらゆるものが綺麗に噛み合ってないとお客様に喜んでいただく店はできない。」とすべての要素の大切さを地井さんは話します。

元うどん屋さん

 

海外を経験した後、大阪の飲食店4店舗の総料理長 兼 取締役を任されていた地井さん。そんな地井さんが小林のために力を尽くそうと応募を決めた理由は、92歳の母親房江さんでした。一人息子の地井さんは、母親と母親の妹 桂子さんと一緒に大阪から引っ越して来ました。
房江さんは朝鮮鉄道の助役を務めた小林市出身の父親の元、大正15年に朝鮮半島で生まれました。二十歳の時に家族と共に帰国し、父親の生まれ故郷である小林市へ。結婚して大阪に引っ越すまでの10年間小林市で暮らしていました。

地井さんと房江さん

 

そして房江さんたちが小林市に帰ることを心待ちにしていたのは、たくさんの兄弟たちでした。房江さんは9人兄弟の長女。兄弟全員健在で、宮崎県内に4人の兄弟が住んでいます。
「久しぶりに小林に住めることが何よりも嬉しい。みんなが近くにいる。」と房江さんは嬉しそうに話します。
「僕の中で宮崎で仕事がしたいというのは母親が一番青春時代を育った場所なので、ここで最後に一緒に過ごしたいと思う。親孝行ができてないので・・・。」と地井さんは話します。

房江さんと地井さん

母親を兄弟のいる場所へ連れて帰りたい。そして小林を自分の料理で盛り上げたいという思いが、地井さんの原動力になっていました。

 

その地井さんが小林市民に最初に料理の腕を披露することになったのが「小林市の秋祭り」
昨年、和牛能力共進会で内角総理大臣賞を受賞した宮崎牛を地井さんが調理して手頃な価格で販売することになったのです。

小林市の秋祭りと宮崎牛

料理には小林の食材を使いたい。
そんな思いでやって来たのは市内のキノコ農場です。
「水が大切な要素。小林は水の品質・量も恵まれているから、安心して安全かつ美味しいものを自信を持って作れる。」と村田椎茸本舗の吉留髙志社長は話します。「このマイタケは香りといい肉厚さといい是非使いたい。香りが違う。」と地井さんも絶賛します。

村田椎茸本舗のカット

日本一の宮崎牛の味を生かす2種類の料理を作ります。
生駒高原のりんごもソースに使用します。
はたしてどのような料理が完成するのでしょうか?そして市民の反応は?

いよいよこばやし秋まつり2017。

緊張して寝付けなかったと話す地井さん。
日本一の宮崎牛は、2種類の料理に仕上がりました。
ばら肉は小林市産のリンゴを使用した「ばら肉炙り 赤ワイン リンゴポン酢がけ」
もも肉は小林産のキノコを使用した「もも肉ローストビーフ キノコのマリネ添え」

小林秋祭りでの様子

 

地井さんのブースには販売前から大勢のお客さんが列を作っています。
美味しいと笑顔で頬張るお客さんたち。そして小林市長も地井さんの料理を口にすると笑顔で大きく頷きました。牛肉の爽やかな油とワインの爽やかな甘さがマッチする美味しさに、訪れた人々は舌鼓を打っていました。
キノコ生産者の吉留さんもまつり会場に足を運び、いつもと一味違う自前キノコに喜びを感じていました。

小林秋祭りでの様子

シェフの腕前初披露は、大盛況に終わりました。
会場に来たお客さんたちは小林市に元公邸料理人が来ることを喜び、お店ができるのを楽しみにしていました。

大晦日。
地井さんは生まれて初めての餅つきをしていました。
母親の妹宅に親戚が集まり、お餅を食べて賑やかな時間となりました。
夕食は、地井さんお手製の関西風お好み焼きです。
実は地井さんの母親房江さんは、大阪で50年間お好み焼き屋を営んでいました。
地井さんが初めて覚えた料理もこのお好み焼きでした。
前日笑いすぎて声出なくなったと話す房江さんも「美味しい」とにっこり。

大晦日の様子

「私がお店を頑張って成功することが一番母親の励みになると思う。自分の人生の中で今年が一番の勝負になる。最高の食材とステージが待っているので、期待でワクワクしている。」と地井さんは話します。

地井さん

お店のオープンは今年の春。
小林の食の魅力を伝えるため、地井さんのさらなる挑戦が始まります。

地井さんの料理と地元の美味しい食材で笑顔を招く、小林市の新たな取り組みをU-dokiはこれからも注目していきたいと思います。

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