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2018年10月08日

通わずか0.01パーセント未満!希少な国産バナナ栽培に挑む農家(2018年10月6日放送)

今日の特集は「バナナ」!
バナナと言えばみんなが小さい頃から食べ親しまれている果物。
手軽に食べられることから朝食やおやつに食べている人も多いのではないでしょうか?

国産バナナ

実は日本人はバナナが大好きです。
1人あたりの果物購入量を調べた表を見てみても一目瞭然、バナナがトップです。
本数で言うと、年間1人30本食べていることになります。
皆さんが食べているこのバナナ、いったいどこから来ているのでしょうか。
バナナの輸入割合を示したグラフを見てみると、フィリピンが85.9パーセント、エクアドルが10.5パーセント、その他が3パーセントとなっています。
つまり、99.9パーセントが外国産なんです。
輸入量が98万tに対して国産出荷量161トンで、国産は0.01パーセントにも満たないという状況です。

1人あたりの果物購入量:バナナの輸入割合

 

そんな中、希少な国産バナナを栽培して町おこしをしようという熱い気持ちを持った農家さんを取材してきました!
今回訪れたのは川南町のネクストファーム宮崎バナナ・コーヒー
こちらのハウスでは0.1パーセントにも満たないと言われている貴重な国産バナナが栽培されているということなんです。
実際中にビニールハウスの中に入ってみると・・・
たわわに実ったバナナ!発見!!!

ネクストファーム宮崎

あまり見たことのないバナナの木についてネクストファームの内田さんにお話を伺うと、バナナは木ではなく、草だそうです!(驚)たしかに見た目、巨大な草のような感じがしますね。
バナナはバショウ科バショウ属の植物で、高さは3.5メートルくらいあるそうです。
ゆえに、広さ5000平米ものハウスで850本の苗を栽培しています。
1本の苗からは約150~200本のバナナがとれます。

ネクストファームの内田さん

 

ネクストファームでは、今年1月にバナナの栽培を開始。
はじめ60センチメートルほどしかなかった苗は、8ヶ月で4メートルの高さまで成長しました。
そして現在、200本ほどが収穫の時期を迎えています。

ネクストファームの内田さん

 

内田さんが川南でバナナを作ろうと思ったきっかけは、ご先祖様が残した土地でした。
先祖代々農業を営んでいた内田さんの家は3人兄弟でしたが、跡を継ぐ人がいなかったそうです。
使われずに荒地になってゆく先祖の土地を活用したいという気持ちが芽生え、このバナナ栽培をスタートさせることになりました。

先祖の土地を無駄にしてはいけない、私で終わらせてはいけない。

内田さん

 

福岡県で建設会社を立ち上げ、社長として指揮をとる長男の内田明夫さん。
ある日何気なくテレビを見ていると、岡山県で栽培に成功した国産バナナが大人気になったという話題が。
「これだ。」とその時明夫さんは思います。

内田さん

 

明夫さんはすぐに岡山の農園に向かい、生い茂るバナナを自分の目で確かめました。
温度や湿度管理が大切なバナナの栽培には導入までに莫大なコストがかかり、多くの農家はそこで栽培を諦めました。しかし、明夫さんは諦めませんでした。
明夫さんはすぐに弟義雄と共に国産バナナの栽培に着手したのです。
泊まり込みで修行を積み岡山の農園からバナナの苗を購入し、荒れていた土地にハウスを建てました。
しかし、寒さに弱いバナナ。朝起きたら枯れているんじゃないかと夜な夜な眠れない日々が続きました。
国産無農薬を目指して栽培をしているため、害虫駆除も全て手作業になります。
今年8月。育った苗についにその時が訪れます。努力が身を結んだ瞬間でした。
実ったバナナは1950年代まで主流だった品種「グロスミシェル」。
現在はほとんど出回っていない希少な品種です。

最初にバナナの花が咲いた時、義雄さんは涙を流したそうです。
「一生懸命やってきてよかった。」と明夫さんも話します。

岡山のバナナ栽培

 

たくさんの苦労を乗り越えて実ったバナナは、宮崎の太陽をたっぷりと浴び、綺麗な水で育った前例のない特別なバナナになりました。
義雄さんは「海外に負けないどころか前を行っているバナナ。」と自信を持って話します。

青い状態で収穫されたバナナは室と呼ばれる追熟室で温度・湿度を管理しながら一週間ほど追熟せます。ここで植物の熟成ホルモンとなるエチレンガスなどをバナナに与え、甘く黄色いバナナができるんです。

バナナの熟成

 

児玉アナ、そのバナナを食べさせてもらいました。
強い甘みと程よい酸味があり、もっちり感のあるとても美味しいバナナでした。
そしてこのバナナにはもう一つ特徴があるんです。
それは、皮も食べられるところ!無農薬で栽培されていて、さらに皮が薄くえぐみも少ないので皮まで食べても美味しいのがこのバナナの特徴なんです。
今年はじめての出荷を迎えるこのバナナ。
すでに首都圏の百貨店や高級スーパーから続々と商談が来ているようです。

義雄さんの次の目標は、美味しく大きく安く提供できるようにして川南町産バナナを誰でも食べられるバナナにしていくことだそうです。

そして10月6日、宮崎市の百貨店ではじめての販売が行われました。
1本877円の高級バナナにお客さんも興味津々!試食をした人たちからも大絶賛でした。
スタジオでは、皮ごとミキサーにかけスムージーをいただいてみました♪

宮崎市の百貨店ではじめての販売

この黄金に輝くバナナがこれから宮崎の特産として、全国、世界に浸透していくのが楽しみですね!

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