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2019年02月04日

流行続くインフルエンザ 県内の状況は?(2019年2月2日放送)

今回の特集は全国で猛威をふるっているインフルエンザについてお伝えします。
今年はインフルエンザが大流行しており全国の患者の数は222万人を超え、過去最多に迫る勢いです。
全国の流行マップを見てみると全ての地域で流行警報レベルを超えています。
県内での患者の推移を見てみると、今年の1月2週目あたりから跳ね上がるように急増していることがわかります。
先週医療機関から報告のあった患者の数は3210人。小中高合わせて7クラスで学級閉鎖となっています。

インフルエンザの流行を表す表

現在の県内の現状についてお話を伺ったところ、宮崎生協病院では去年12月のインフルエンザの検査数は230件。
そのうち陽性反応が50人と陽性率が22パーセントでした。
ところが今年1月に入り検査数1239件に対し陽性が587人と12月の約12倍に増えています。
こちらの病院では今年はA型が多く、B型はまだいないとのことです。お正月から急増し、今がピークを迎えているのではないかということです。

宮崎生協病院上野医師

県の報告によると10歳未満の子供の感染が5割を占めています。
宮崎市の江平小学校ではインフルエンザで欠席する児童が77人と全校児童の1割近くに上りました。
そのため全学年で午後の授業を休止し、給食後に下校させる措置をとりました。
「自宅に帰るとたくさんの子供たちと一緒にならないので、それもインフルンザを防ぐ一つの方法かなと思っています。」と竹内校長は話します。

そもそもなぜインフルエンザに感染し、どうして流行してしまうのか。
宮崎生協病院小児科の上野医師によると、インフルエンザウイルスは低い気温・乾燥にとても強いのですが、一方人間は寒くて乾燥すると免疫力が下がります
そこでウイルスが侵入・発症しやすい状態になってしまうということです。

感染しないためにはやはり予防が大切です。
その方法として予防接種がありますが、予防接種していても感染した人は多くいます。
インフルエンザのワクチンには完全に感染を防ぐ力はありません。
しかし合併症を防ぐなど重症化を防ぐ効果が期待できるということです。
今年は高熱が出なかった、軽かったなどの「隠れインフル」(微熱や鼻水など軽い風邪のような症状)という言葉をよく耳にします。
予防接種を受けた人が自覚症状がなく感染していたケースがあるのです。

予防接種

そしてウイルスを体内に入れないためには、その感染経路をきちんと知っておく必要があります。

  • 【飛沫感染】
    感染者がせきをすることでウイルスが空気中に拡散し、別の人がそれを吸い込み感染するもの。
    くしゃみを一つしただけでもその拡散距離は2メートル近くにもなります。
    飛沫感染の説明
  • 【接触感染】
    感染者が手でせきをおさえた後にドアノブなどに触れウイルスが付着し、それを触った別の人の目・鼻・口から完成するもの。
    このウイルスは湿度気温にもよりますが、24時間以上生存するものもあります。
    接触感染

このウイルスを弱めるために大切なのが加湿です。
室内であれば22度以上で湿度50~60パーセントを4時間キープすれば感染力が大幅に低下するという検証がされています。
加湿器を上手に活用してウイルス感染を予防しましょう。

加湿器の効果

この他にも基本的な手洗いやうがいなど様々な対策がありますが、もっとも効果的な予防法はいったい何なのかを上野医師に教えていただきました。

「ウイルスが入ってみんな発症するわけではなく、その人の体調によります。毎年流行しているインフルエンザに対して全く免疫がない人はあまりおらず、みんなある程度の免疫力は持っています。その免疫力を最大に生かすためには休養と栄養が基本です。睡眠を十分にとり、しっかり食べることが大切です。その上でウイルス侵入を防ぐためにはまずは手洗いが一番重要です。」

<上野医師直伝正しい手の洗い方>
石鹸やハンドソープを使用し、できれば3分くらいしっかり洗いましょう
そして手首までしっかり洗い、指の間・爪の先も忘れずに洗いましょう。
そしてインフルエンザにはアルコール除菌も効果的です。これは必ず乾いた手で行いましょう。

上野医師直伝正しい手の洗い方

きちんとした手洗いがどれくらい効果的なのか、こちらを見れば一目瞭然です。
これを見てみると積極的に手洗いしたくなりますね!

手洗い方法とウィルス数

そしてマスクも予防効果があります。
マスクをすることによって飛沫感染は防ぐことができます。
ウイルスが付着したテーブルなどを触った手で目・鼻・口を触れば感染しますが、感染者が他の人にうつさないためには大切です。
インフルエンザを広げないために、マスクはきちんとしましょう。
実際にマスクを付けるときにもポイントがあります。
プリーツを広げ、鼻とあごを覆います。そして隙間ができないように密着させること。顔の大きさに合ったものを選ぶことが大切です。
そして外すときが大切です。
マスクを外すときは耳かけの部分を持ち、感染部を触らないことが重要です。
そしてテーブルなどに直接置いたりせず、そのまま捨てるようにしましょう。

マスクの予防効果

 

次にインフルエンザ治療薬について知っておきましょう。
主な抗インフルエンザ薬にはリレンザ、タミフル、イナビル、ゾフルーザなどがあります。1日に2回服用するものや1回のみの吸入ものなどがありますが、新薬のゾフルーザは耐性ウイルスが発生したとの報告もあり、慎重な使用を求める声も上がっています。
上野医師によれば「どの薬も効果はほとんど変わりません。使用する年齢や状況に応じて処方する医師としっかり相談して相応しいものをしっかりと選ぶことが大切です。」ということです。

主な抗インフルエンザ薬一覧

今年はA型に2度かかったという報告もあります。暖かくなりはじめましたが、油断せずにできるだけ人が集まる場所に行かないようにしましょう。
そして、家族みんなで意識して対策していきましょう。

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