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2018年02月15日

生活習慣病シリーズ 歯周病に要注意!(2018年2月14日放送)

生活習慣病は、その名の通り、日ごろの生活習慣が原因で起こるものですが、歯周病なども大きく関わっています。
そこで今日は、大切な口の中のケアについてお伝えします。

今回伺ったのは、宮崎市の二宮デンタルクリニック
二宮洋介院長は、歯の治療を通して、生活習慣病の予防、改善につなげようと、様々な指導を行っています。

二宮デンタルクリニック

お口のトラブル、中でも歯周病は、動脈硬化、脳梗塞などの、生活習慣病を引き起こす原因になる事が分かっています。
そのため、口腔ケアは、とても重要です。

Q:歯周病からどんな流れで、生活習慣病につながる?

歯周病による弊害

A:歯周病になると、原因菌により歯茎が腫れたりします。
すると、菌の毒素や、腫れによる炎症性物質が、血液の中に入りこみ、血管を傷つけてしまい、その結果 動脈硬化が進み、血管の中に血栓ができたりすることで、心筋梗塞、脳卒中などの循環器系の病気を引き起こします。

二宮院長

また、糖尿病の方の場合は、歯周病があると、血糖値コントロールがうまくいかなくなり、病気が悪化する恐れがあります。

低体重児の出産や、早産のリスクが7倍

また、妊娠中は、歯周病になりやすく、歯周病により、低体重児の出産や、早産のリスクが7倍になるという報告もあり、お酒やタバコよりもリスクが高くなります。

誤嚥性肺炎をひき起こす恐れ

さらに、お年寄りの場合は、唾液に含まれる歯周病菌が肺に入り込み、誤嚥性肺炎をひき起こす恐れもあり、とても危険です。

そんな怖い歯周病は、早期に治療する事が肝心。

歯周病チェック

  • 歯茎の腫れ、出血がある。
  • 朝、口の中がねばつく。
  • 口臭が気になる。
  • 歯茎が下がって、歯が長くなったように見える。
  • 歯と歯の間の隙間が大きくなった。

こんな症状に気付いたら、すぐに歯科医院で検診を受けましょう。

Q:歯周病を予防するには、どうすれば良いのでしょうか?

丁寧な歯磨きを心がけましょう

A:口の中を清潔に保つ事が大切なので、家庭では、とにかく丁寧な歯磨き。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシを併用し、特に夜、しっかり磨くようにしましょう。
また、間食はできるだけ避け、どうしても食べたい時は、食後に取ると、血糖値の急上昇を予防できます。
そして3か月に一回は歯科医院で、検診と、歯のクリーニングを受けましょう。

お問合せ

尚、県歯科医師会では、通院が困難な方を対象にした、訪問歯科診療の制度を設けています。
詳しくは、お問い合わせ下さい。

■お問合せ
宮崎県歯科医師会
TEL:0985-29-0055

【二宮院長】
生活習慣病の予防には、口の中を清潔に保ち、歯周病があれば、治療する事。
ただし、治療が終わっても、生活習慣病の乱れがあると、再発しやすいので、この悪循環を断ち切るためにも、お口のケアと、正しい食生活、適度な運動などは、同時に取り組む事がとても重要!!

生活習慣病の、予防、改善に欠かせないお口のケア。
しっかり取り組みたいですね。

お問合せ

■お問合せ
二宮デンタルクリニック
宮崎市高松町
TEL:0985-22-2776

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