早期水稲の産地として知られる日南市では稲刈りが始まりました。

稲刈り始めたのは日南市風田の伊知地宗弘さんです。
7ヘクタールあるこの水田には3月にコシヒカリを植えました。

今年は生育も良くしっかり熟していて稲穂が重そうにこうべを垂れる中、新品のコンバインで新米が刈り取られていきました。

気になるのはコメの価格です。
今年は30キロあたり1万6000円から1万7000円で買い取ってもらえそうだということです。
去年より6000円近く上がりました。

（日南市風田　兼業農家　伊知地宗弘さん）
「最低でも（30キロ）1万2000円～1万3000円ほしい」
「それくらいあると機械を買う目途が2年～3年払いで出来る」
「（今年は価格が）ちょっと上がった　おかげで」
「30年前は1万4000円～1万500円していたから元に戻ったという感じ。そういう値段が続いていたら皆百姓は続けていたと思う

伊知地さんは19日から1週間ほど稲刈りをするということです。