BBクリームの使用時、日焼け止めはいらない? 併用するときの順番も解説

BBクリームの使用時、日焼け止めはいらない? 併用するときの順番も解説

「BBクリームを使用するとき、日焼け止めはいらないの?」と疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。

本記事では、BBクリームの使用時に日焼け止めが必要なのかどうかを解説します。また、「併用するときの順番は、どちらが先?」「BBクリームと日焼け止めは混ぜていいの?」といったよくある疑問にも回答するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

BBクリームと日焼け止めの違いは?

まずはBBクリームと日焼け止めの違いを解説します。

日焼け止めの役割

日焼け止めは、紫外線を防ぐのに特化したアイテムです。肌に塗ると、シミやそばかすの原因となる紫外線A波(UVA)や、日焼けによる炎症を引き起こす紫外線B波(UVB)から肌を守ります。

BBクリームの役割

BBクリームは、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、保湿、日焼け止めなど、複数の機能を1本に凝縮したオールインワンのベースメイクアイテムです。肌の悩みをカバーしながら、保湿や紫外線カットなどの機能も併せ持ちます。

BBクリームを使うときは日焼け止めはいらない?

結論、BBクリームを使用するときは、日焼け止めを使わなくても問題ありません。

ただし、BBクリームも製品によって紫外線カットの機能が異なるため、高い紫外線カット効果を求める場合は、日焼け止めと併用したり、SPF・PA値が高いBBクリームを使用したりするのをおすすめします。

BBクリームと日焼け止めを併用するときのベースメイク

BBクリームと日焼け止めを併用する場合、「どちらを先に塗るべきなんだろう?」と悩んでしまいますよね。

ここでは、BBクリームと日焼け止めを併用するときのベースメイクの順番と、崩れにくいベースメイクのコツを紹介します。

順番は日焼け止めが先

BBクリームと日焼け止めを一緒に使う際は、スキンケアの後に日焼け止めを塗って、その上にBBクリームを重ねましょう。

日焼け止めは適量を取り、ムラなく均一に塗ることが大切です。日焼け止めが肌になじんでから、BBクリームを少量ずつ取り、顔の中心から外側に向かって優しく伸ばしてください。

この順番で塗ると、日焼け止めのUVカット効果をしっかり発揮させつつ、BBクリームで肌のアラをカバーして美しく仕上げられますよ。

崩れにくいベースメイクのコツ

BBクリームと日焼け止めを一緒に使うと、メイクが厚くなり、崩れやすくなるのではないかと不安になってしまいますよね。でも、心配しなくて大丈夫。塗り方の工夫や仕上げのひと手間で、軽やかで崩れにくいベースメイクを作ることができます。

以下でポイントをまとめます。

薄く均一に塗るのが基本

まず大切なのは、日焼け止めもBBクリームも「少量ずつ薄く、均一に伸ばす」ことです。特に皮脂が出やすいTゾーンや小鼻の周りは、ムラになりやすいので、丁寧に少しずつ塗り広げていきましょう。

厚塗りを避けることで、化粧崩れの原因となるヨレや毛穴落ちも防げます。

スポンジやブラシを活用して密着度アップ

メイクスポンジやファンデーションブラシを使うと、より薄く均一に仕上がります。特にスポンジは、余分な油分を吸い取りながら肌に密着させてくれるため、ベースの持ちがぐんと良くなります。

塗ったあとに、軽く叩き込むようになじませると、肌へのフィット感がアップしますよ。

ティッシュオフで余分な油分をカット

日焼け止めとBBクリームを塗布したら、ティッシュで軽く肌を押さえて余分な油分を取り除きましょう。これだけでメイクの持ちが良くなるので、ぜひひと手間加えてみてください。

仕上げはフェイスパウダーで

BBクリームを塗ってティッシュオフしたら、フェイスパウダーで仕上げるのがおすすめです。特に皮脂の分泌が気になるTゾーンや小鼻など、崩れやすい部分を中心にパウダーを重ねてみて。皮脂を抑えてテカリを防ぎ、さらっと快適な肌を長時間キープしてくれますよ。

BBクリームと日焼け止めについてのFAQ

最後に、BBクリームと日焼け止めに関するよくある疑問にお答えします。

BBクリームを使っているとき、日焼け止めの塗り直しはどうする?

BBクリームを使用しているときに日焼け止めを塗り直したい場合は、UVカット機能のあるパウダーやスプレータイプの日焼け止めを活用すると便利です。BBクリームの上から重ねられるので、パパッと紫外線対策をすることができますよ。

BBクリームに日焼け止めを混ぜてもいい?

基本的に、BBクリームと日焼け止めを混ぜて使うのはおすすめできません。理由は以下のとおりです。

  • 製品本来の機能が損なわれる可能性がある
  • 肌トラブルの原因になる可能性がある
  • テクスチャーが変わったり肌への密着度が落ちたりする可能性がある

それぞれの製品の機能をしっかり活かすためにも、日焼け止めとBBクリームは混ぜるのではなく、順番に重ねて使用するのがおすすめです。

BBクリームと日焼け止めを併用した方がUVカットの効果は高い?

BBクリームと日焼け止めを併用する方が、紫外線から肌を守る力が強化される可能性はあります。ただし、SPFやPAの数値が単純に足し算されるわけではなく、それぞれが重なり合って肌にとっての“防御壁”が厚くなるイメージです。

たとえば「SPF30の日焼け止め+SPF20のBBクリーム」で「SPF50になる」ということではないので要注意。

まとめ

BBクリームを使う場合、日焼け止めは使用しなくてもOKです。ただし、長時間屋外で過ごすときなどより強力な紫外線対策を求める場合は、日焼け止めを一緒に使うと安心です。日焼け止めを塗ってからBBクリームを重ねることで、紫外線対策をしながら美しいベースメイクに仕上げられます。

ライフスタイルや季節・天候、肌のコンディションなどに合わせてBBクリームと日焼け止めを使い分け、そのときにベストな方法で紫外線対策をしていきましょう。

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