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皆さんはBBクリームと化粧下地の違いをご存じですか? 「BBクリームを使う場合、下地は塗った方がいい? それともいらない?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
BBクリームと化粧下地は、実は機能や役割が異なります。それぞれの機能を理解しておくことで、その日の気分や理想の仕上がりによって上手く使い分けられるはず。
本記事では、BBクリームと化粧下地の違いや使い分けるときのポイント、併用するときの順番などを解説します。
BBクリームと化粧下地の違い

BBクリームと化粧下地は、それぞれどのような役割があるのでしょうか。早速違いをチェックしていきましょう。
BBクリームとは
BBクリームは、保湿、化粧下地、ファンデーション、コンシーラーといったマルチの役割を持ち、1本でベースメイクを完結させることができるアイテム。「BB」とは「Blemish Balm(ブレミッシュ バルム)」の略で、「傷を修復する軟膏」を意味します。ドイツ発祥で、ピーリング後に肌を守るアイテムとして使用されていたのが起源だといわれています。
化粧下地とは
化粧下地は、スキンケア後に使用することで、ファンデーションなどのベースメイクのノリや持ちを良くするアイテムです。毛穴を埋めたりカラー補正機能で肌のトーンを均一に整えたりして、その後のベースメイクをより美しく仕上げられるようにします。
BBクリームと化粧下地の違い
上記の通り、BBクリームはベースメイクを1本で完了させるアイテムですが、化粧下地はファンデーションやコンシーラーなど後に使うベースメイクの持ちを良くするアイテムです。BBクリームは1本で肌を美しく見せるためにカバー力が備わっていますが、化粧下地はファンデーションやコンシーラーでカバーすることを前提としたアイテムなので、BBクリームと比較するとカバー力は低く、肌の土台を整えることに注力しています。
BBクリームを使用するときは化粧下地はいらない?

BBクリームを使用するときは、基本的に化粧下地は不要です。BBクリームは1本で化粧下地・ファンデーション・コンシーラーの効果があるものが多いので、スキンケアをした肌に直接塗ってしまって問題ありません。
BBクリームと化粧下地の併用はOK?

BBクリームを使用するときは基本的に化粧下地は不要ですが、お気に入りの化粧下地と併用したいときもありますよね。ここでは、BBクリームと化粧下地を併用しても問題ないのか解説します。
BBクリームと化粧下地の併用はOK
結論、BBクリームと化粧下地の併用はOKです。ただし、塗りすぎると厚塗り感が出たりメイクがヨレやすくなったりするので、薄く重ねるようにするのがポイント。
BBクリームと化粧下地を併用するときの順番
BBクリームと化粧下地を併用する際は、化粧下地を先に塗りましょう。化粧下地を均一に肌に密着させたあとにBBクリームを薄く重ねることで、美しいベースメイクに仕上がりますよ。
BBクリームと化粧下地の使い分け

BBクリームと化粧下地はどのように使い分けたらいいのでしょうか。以下にBBクリームがおすすめの場合と化粧下地がおすすめの場合を紹介するので、シチュエーションや気分に合わせて使い分けてみてください。
BBクリームがおすすめの場合
肌のアラをカバーしつつも素肌っぽく仕上げたいときや時短でメイクを仕上げたいときに、BBクリームはおすすめです。BBクリームは1本でベースメイクを仕上げられる手軽さがありながら、スキンケア効果もカバー効果もあるため、パパッと綺麗な肌を演出できます。
出勤前の忙しい朝や子育てで慌ただしいときなど、ゆっくりメイクができないときにも活躍してくれるはずですよ。
化粧下地がおすすめの場合
肌のアラをしっかりカバーしてばっちりメイクに仕上げたいときは、化粧下地とファンデーションやコンシーラーを使ってベースメイクを頑丈に仕上げましょう。毛穴の凹凸やニキビ跡、シミなどが目立つ場合も、BBクリームではカバーしきれないことがあるので、化粧下地とファンデーションを使ってベースメイクを仕上げるのがおすすめです。
また、化粧下地は、毛穴に特化したものやメイク崩れ防止に優れているもの、肌色補正に注力したものなど、アイテムによって使い心地や仕上がり、特技が異なります。そのため、「肌の透明感を出したい」「メイク崩れを防ぎたい」「日中の乾燥を防ぎたい」など理想のベースメイクがはっきりしている場合も、BBクリームではなく化粧下地を使ってベースメイクを仕上げた方が理想通りになりますよ。
ベースメイクの手順

最後に、BBクリームを使う場合と化粧下地を使う場合に分けて、ベースメイクの手順を解説します。
ベースメイクの手順【BBクリームを使う場合】
BBクリームを使用する場合は、スキンケア→BBクリームの順番で使用しましょう。化粧下地や日焼け止めを併用したい場合は、スキンケア→化粧下地(日焼け止め)→BBクリームの順番で塗布します。テカリやメイク崩れが気になる場合は、フェイスパウダーを重ねてみて。
ベースメイクの手順【化粧下地を使う場合】
化粧下地を使用する場合は、スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順でベースメイクを仕上げていきます。
コンシーラーを使用する場合、リキッドタイプのファンデーションを使うときは化粧下地・ファンデーションを塗ったあとにコンシーラー、パウダーファンデーションを使うときは化粧下地を塗布後にコンシーラーでカバーしてからファンデーションを重ねます。
BBクリーム同様、テカリ・メイク崩れが気になる場合はフェイスパウダーを薄くつけてみてください。
まとめ
今回はBBクリームと化粧下地の違いをご紹介しました。BBクリームと化粧下地は同じものだと考えている人も多いかもしれませんが、役割が異なります。シチュエーションや気分にあわせて、BBクリームと化粧下地を使い分けましょう。