クッションファンデのあとのメイクの工程は? パウダーはいらない?

クッションファンデのあとのメイクの工程は? パウダーはいらない?

クッションファンデは、下地・日焼け止め・ファンデーションがひとつで完結する便利なベースメイクアイテム。一方で、「クッションファンデのあとはパウダーを重ねたほうがいい?」「コンシーラーやハイライトはどう使えばいい?」と悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、クッションファンデを塗ったあとのメイク工程と、仕上がりをワンランクアップさせるポイントを解説します。ツヤ感を残すメイクと、崩れにくいメイクの両方に対応できる内容なので、自分の理想に合わせて取り入れてみてください。

クッションファンデのあと、パウダーはいる?

クッションファンデはツヤ感が魅力ですが、そのままではヨレやすいことも。ここでは、パウダーを重ねるべきかどうかを見極めるポイントを紹介します。

クッションファンデのあとにパウダーを重ねたほうがいい場合

皮脂の分泌量が多い人や、長時間メイクを崩さずキープしたい人はパウダーを重ねましょう。特に、Tゾーンや小鼻周りなどテカりやすい部分に薄くのせると、サラッとした質感が長持ちします。マスクをつける日や、暑い季節はパウダーを使うことで摩擦による崩れも防げますよ。

クッションファンデのあとにパウダーが不要な場合

乾燥肌や、ツヤ肌をそのまま楽しみたい人は、パウダーをあえて使わないのもアリです。ただしその場合は、メイクキープミストを仕上げに使ってツヤを残しつつメイクを固定するのがおすすめ。

パウダーを使わない場合のポイントは、クッションファンデを薄く塗ること。肌がべたつくほどファンデを重ねてしまうと、ヨレや崩れの原因になります。

クッションファンデのあとベースメイクの工程

クッションファンデを塗ったあとは、以下の順番で仕上げていくと完成度が高まります。

カバー力が足りない部分にコンシーラー

目の下のクマや小鼻の赤み、ニキビ跡など、部分的に気になるところにコンシーラーを使用します。指先で軽くトントンと置くようになじませるとヨレにくくなります。

テカり・崩れが気になる部分にはフェイスパウダー

Tゾーンや小鼻など、崩れやすい部分にだけパウダーをのせます。パフやブラシで軽く押さえるようにのせると、厚ぼったくならず自然な仕上がりに。全体にのせすぎるとツヤが消えるため、部分使いがポイントです。

シェーディング・ハイライトで立体感をプラス

シェーディングやハイライトをプラスすれば、立体感のある印象に。パウダータイプを使用する場合は、フェイスパウダーで肌を整えたあとに仕込むとぼかしやすく、自然な仕上がりになります。

一方、リキッドタイプのシェーディングやハイライトは、フェイスパウダーをのせる前に使用するのが鉄則です。特に頬骨や鼻筋にリキッドタイプのハイライトを少量のせると、内側からにじみ出るような自然なツヤ感を演出できますよ。

クッションファンデで崩れにくいベースメイクに仕上げる方法

クッションファンデはパパッと美しい肌を演出できるのが魅力ですが、塗り方次第で崩れやすくなることも。ここでは、メイク持ちをアップさせるためのポイントを紹介します。

スポンジで余分なファンデーションをオフ

クッションファンデを塗ったあと、清潔なスポンジで軽く押さえて余分なファンデを取り除くと、密着度がアップします。特に小鼻や目元はヨレやすいので、丁寧に仕上げましょう。

パウダーを重ねる場合は10分ほど経ってから

クッションファンデは水分や油分が多く、塗った直後は肌に完全に密着していません。すぐにパウダーを重ねると、ムラになりやすいので5〜10分ほどおいてから重ねるときれいに仕上がります。

メイクキープミストで崩れ防止

仕上げにメイクキープミストをひと吹きすることで、ファンデーションとパウダーが肌にしっかり密着。肌表面に薄い膜を作り、マスク移りや皮脂崩れを防いでくれます。しっとりタイプならツヤを生かした仕上がりに、マットタイプならさらっとした仕上がりに調整できるので、なりたい質感に合わせて選ぶのがおすすめです。

クッションファンデを使うときの注意点

クッションファンデの美しい仕上がりを保つためには、基本の注意点を押さえておきましょう。

スキンケアをなじませてから重ねる

スキンケア直後は肌に水分や油分が残っており、ファンデがヨレる原因になります。化粧水やクリームが肌になじんでからクッションファンデを塗ることが大切です。

厚塗りしない

カバー力を求めて何度も重ね塗りすると、崩れやすくなります。クッションファンデは少量をパフでポンポンと叩き込み、必要な部分だけに重ねましょう。

パウダーを重ねる場合は少量ずつ薄く

一度にたくさんのせると、厚ぼったくなりツヤ感が失われます。ブラシやパフで少量ずつ、ふわっと重ねるのがポイントです。

クッションファンデのあとの上級者向けテクニック

ワンランク上の仕上がりを目指すなら、以下のテクニックを取り入れてみましょう。

パウダーを使い分けると仕上がりがより美しくなる

ツヤ系のクッションファンデを使用すると、ツヤがテカリに見えてしまうこともあります。そんなときは部分的に2種類のパウダーを使い分けるのが上級テクニック。

・Tゾーン・小鼻まわり:皮脂吸収力が高いサラサラパウダー
・頬や目周り:ツヤ感を生かす微粒子パウダー

このように部位ごとに質感を変えることで、立体感と持ちを両立できますよ。

クッションファンデのツヤ感を生かすならリキッドハイライトを

パウダータイプではなくリキッドタイプのハイライトを使うと、クッションファンデのツヤ感を邪魔せずに立体感を出すことができます。頬の高い位置や鼻筋に少量のせると、上品な輝きがプラスされるので、試してみて。

冷やしタオルで密着度アップ

メイク後に冷やしたタオルを軽く顔に当てると、毛穴が引き締まりファンデが肌に密着。メイク崩れを防ぎながら透明感がアップする、夏場におすすめの裏ワザです。

まとめ

クッションファンデはツヤ感と手軽さが魅力ですが、そのあとの工程を工夫することで仕上がりが格段にアップします。パウダーを使うかどうかは肌質や理想の仕上がりによって選び、部分使いや工程を意識するとプロ級のメイクが完成。

紹介したポイントを取り入れて、崩れにくく上質な仕上がりを目指しましょう。

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