BBクリームとCCクリームの違いは? 特徴や誕生背景、使い分けを解説

BBクリームとCCクリームの違いは? 特徴や誕生背景、使い分けを解説

ベースメイクの定番アイテムとして人気の「BBクリーム」と「CCクリーム」。どちらも時短メイクが叶う便利なアイテムですが、「違いがよくわからない」「自分に合うのはどっち?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

この記事では、BBクリームとCCクリームの違い・選び方・使い分け方法を徹底解説します。自分の肌悩みや仕上がりイメージに合ったアイテムを見つけましょう。

BBクリームとCCクリームの違いは?

BBクリームとCCクリームはどちらもスキンケア効果とベースメイク機能を兼ね備えたオールインワンアイテム。しかし、重視しているポイントや仕上がりは大きく異なります。まずは、それぞれの特徴を押さえましょう。

BBクリームとは

BBクリームのBBは「Blemish Balm(ブレミッシュバーム)」の略。もともとは医療用に肌の赤みや傷跡を隠すために開発されました。

現在は日焼け止め・下地・ファンデーション・美容液などの役割を1本でこなすマルチアイテムとして広く使われています。高いカバー力が特徴で、シミやニキビ跡、毛穴をしっかりカバーしたい人に向いています。

しっかりメイクをしたい日や、崩れにくいベースメイクにしたい人におすすめです。

CCクリームとは

CCクリームのCCは「Color Control(カラーコントロール)」の略。肌の色ムラやくすみを補正して、素肌をきれいに見せることに特化したアイテムです。

BBクリームよりも薄づきでナチュラルな仕上がりが特徴。スキンケア後にサッと塗るだけで「すっぴんが綺麗な人」という印象を演出できるので、ナチュラルメイクやオフの日メイクにぴったりです。

BBクリーム・CCクリームの比較表

BBクリームCCクリーム
カバー力仕上がり高い(シミ・毛穴を隠す)
セミマット〜しっかりメイク
自然なカバー力(色補正中心)
素肌感・透明感
向いている人肌悩みを隠したい
崩れにくいメイクがしたい
ナチュラルメイク派
素肌っぽい仕上がりが好き
時短効果
1本で下地・ファンデ代わりになる

軽いメイクなら1本で完結
シーン仕事・お出かけ・長時間メイク休日・近所のお出かけ・在宅勤務

BBクリームとCCクリームの誕生背景

BBクリームとCCクリームは、どちらも時短メイクや肌への負担軽減を目的として誕生したアイテムですが、その開発背景には大きな違いがあります。

BBクリームの誕生背景

BBクリームは「Blemish Balm(ブレミッシュバーム)」の略で、もともとは医療用として誕生しました。皮膚科治療後のデリケートな肌を保護するために作られたため、保護力・カバー力が高いのが特徴です。

その後、一般向けのメイクアイテムとして世界中に広まり、今ではベースメイクの定番になっています。

CCクリームの誕生背景

CCクリームは「Color Control(カラーコントロール)」が語源で、素肌を美しく見せるために開発された進化系ベースメイクです。「BBクリームは少し重たい」という声を受け、より軽い使用感と自然な仕上がりを目指して登場しました。

BBクリームとCCクリームに含まれている主な成分と効果

BBクリームもCCクリームも、メイクしながらスキンケアができるのが大きな魅力です。代表的な成分には、紫外線を防ぐUVカット成分や、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分があります。これらは、乾燥による化粧崩れを防ぎ、長時間しっとりとした肌を保つ効果があります。

また、CCクリームには肌の赤みやくすみを自然に整えるカラー補正成分が多く配合されており、素肌そのものが明るく見える仕上がりを叶えます。さらに最近では、ビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分を配合し、メイクしながら肌をケアできる商品も増えてきています。

BBクリームとCCクリームどっちがいい?

どちらを選ぶか迷ったときは、肌悩みと仕上がりの好みで判断してみましょう。

BBクリームが適している場合

シミやニキビ跡、毛穴などをしっかり隠したい場合は、BBクリームが適しています。高いカバー力で肌を均一に整えてくれるので、仕事やイベントなど長時間メイクを保ちたい日にもぴったり。ただし、厚塗りにならないように少量を薄く伸ばすことが大切です。

CCクリームが適している場合

肌本来の質感を残したナチュラルな仕上がりを求める場合はCCクリームがおすすめです。軽いつけ心地で肌への負担が少なく、休日や近所へのお出かけ、リモートワークなど軽いメイクで過ごしたい日に活躍します。色ムラやくすみを自然に補正したい人にも向いています。

BBクリームとCCクリーム、下地とファンデーションはいらない?

BBクリームやCCクリームは、多機能であるため下地やファンデーションを省略できるものが多いです。ただし、製品や肌の状態によっては、アイテムを追加したほうがよりきれいな仕上がりになります。

BBクリームの場合

BBクリームは、基本的にこれ1本でベースメイクが完成するように作られています。化粧下地を使わず直接塗ってもきれいに仕上がりますが、乾燥が気になる場合は保湿力の高い下地をプラスすると崩れにくくなります。仕上げにフェイスパウダーを軽く重ねると、化粧もちがさらにアップしますよ。

CCクリームの場合

CCクリームはカバー力が控えめなため、肌悩みが目立つ場合は下地やファンデーションを併用すると安心です。休日など軽いメイクで過ごすときは、CCクリームと仕上げパウダーだけでも十分ナチュラルに仕上がります。

BBクリームとCCクリームを上手く使い分けるには?

BBクリームとCCクリームは、一方だけを使うのではなくシーンによって使い分けるのがおすすめです。たとえば、仕事やイベントなどきちんとした印象を出したい日はBBクリームを、休日やリラックスして過ごしたい日にはCCクリームというように、TPOによって使い分けることで、そのときに合ったベースメイクに仕上げられます。

また、季節によって使い分けるのも効果的です。夏は軽やかで肌への負担が少ないCCクリームを、冬は保湿力が高くカバー力もあるBBクリームを選ぶと、一年を通して快適にベースメイクができます。

まとめ

BBクリームはカバー力が高く、肌悩みをしっかり隠したい人や長時間メイクを崩したくない日に最適です。CCクリームは素肌感を大切にしながら、色ムラやくすみを自然に整えたい人に向いています。

それぞれの特徴を理解してシーンや季節に合わせて使い分けることで、理想的なベースメイクが叶います。まずは、自分の肌悩みと仕上がりのイメージを明確にして、自分にぴったりの1本を選んでみてください。

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