好奇心のままに、一歩踏み出した私の選択【宮崎で輝く女性特集#4】

好奇心のままに、一歩踏み出した私の選択【宮崎で輝く女性特集#4】
女性の働き方についての記事は良くあるけれど、都会の話だしどこか他人事に感じてしまい共感できない…。こんな経験はありませんか?

MONE編集部では永井友梨さんをインタビュアーに迎え、ここ 宮崎で様々な分野で活躍している女性のリアルな姿を紹介します!
取材・文:永井友梨
撮影:MONE編集部
連載4回目に登場いただくのは
インフルエンサーのあずさん26 歳。

宮崎県出身。県内の高校を卒業後、看護専門学校に進学し資格を取得。看護師として県内の病院で約2年間勤務したのち、キャリアチェンジを決意。現在はインフルエンサーとして、Instagram、TikTok、YouTubeを中心に活動。SNSの総フォロワー数は15万人以上(掲載時)。宮崎の魅力やスポットを発信しながら、テレビやCMなどメディアにも出演中。

立ち止まりながらも、
自分の気持ちに正直に。

迷いの先で見つけた、
あずさんらしい働き方と生き方とは。
行けなかった学校、
変われた高校

中学生の頃、理由がはっきりしないまま学校へ行けなくなったというあずさん。

「いじめとかじゃなくて、なんか原因も分からず通えなくなって不登校になったんです。」

そんな中、1人の先生との出会いが転機となった。

「いろんなことを話すうちに、『あずはうちで引き取るから』って言ってくださって。その高校に入って私変わったんです。」

新しい環境で、生徒会役員をはじめチャレンジをすることの楽しさを覚えた。その感覚が今の行動力の原点となっている。

「資格を取ってから」
選んだ看護師の道

高校卒業後、あずさんは看護の道に進んだ。

「もともとはブライダルの仕事を考えていたんです。でもコロナ禍もあって厳しいのではないかと思い、『資格があるといいよ』という周りの大人の意見を受け入れて、まずは資格を取ろうと決めました」。

将来の選択肢を広げるための“準備期間”として選んだ看護師の仕事。
やりがいや楽しさを感じながらも、次第に心身への負担が大きくなっていった。

「命を預かる仕事の重みが、だんだん耐えられなくなって。長期のお休みをいただくほど、何もできないところまで落ちてしまって…。私には違うのかもしれない、そう思いました」。
収入ゼロからのインフルエンサーへの挑戦

看護師の仕事に限界を感じ、あずさんは興味のあったSNSの世界へ飛び込んだ。

「本当に何も考えず、収入もない状態で辞めてしまって。1年くらいは、ほぼ収入ゼロでした」。

貯金を切り崩しながらの生活。「100万円だけ握りしめて、なんとかやっていました」と振り返る。 一方で、そのタイミングだったからこそ踏み出せたとも感じている。

「今だったら、たぶんやっていない。周りにすごいインフルエンサーの方がたくさんいて、私には無理だって思っていたと思います。始めた頃は前例がなかったから、飛び込めました」。
SNS発信を軸に広がる
仕事のかたち

現在の活動の軸はSNSでの発信。Instagram、TikTok、YouTubeでのショート動画を中心に、CMやテレビ番組などメディア出演の機会も広がっている。

「もともと発信が好きだったんです。看護師のときは遊びで投稿していて、カフェ巡りに行った写真や動画を載せていたんですけど、なんかのきっかけでTikTokが伸びたんですよ。バズって気持ちいいって感覚があって。これ仕事にできたら絶対楽しいよねって思ったのが始めたきっかけです。」

多忙な日々の中でも、時間をかけているのがリサーチ。

「SNSでよく見るお店じゃなくて、穴場とか、まだ知られていないお店を紹介したくて。『こんなところあったんだ』って思ってもらえる場所を探しています」。

情報収集の方法は意外にもアナログ。

「Googleマップを見たり、ドライブ中に気になった場所にふらっと立ち寄ったり。アンテナは常に張っているかもしれません」。
人の温かさが、働きやすさにつながる街、宮崎。

ふるさと宮崎について、あずさんがまず思い浮かべるのは「人の温かさ」。

「都会に行くと、みんな歩くのも早くて、せかせかしていて窮屈に感じてしまって。でも宮崎は、気候も人も穏やかで温かい。それが一番好きです」。

自然が多く、ご飯もおいしい。さらに、仕事を通して感じるのは人とのつながりの強さ。

「依頼してくれたお店が、別のお店に『あずちゃん良かったよ』って伝えてくれて、そこからまたつながっていく。人と人とが繋がる街だなと思います」。

競争よりも応援が感じられる環境。宮崎は、自分のペースで働き、生きられる場所だと話す。

自分を守るための
リフレッシュ法

忙しい毎日の中で欠かせないのは一人の時間と睡眠。

「私、一人時間がないとダメなんです。いっぱいいっぱいになっちゃって。あとは寝ることも好きなので、限界を感じたら寝ます。単純ですけど(笑)」

また、定期的に通うマッサージも欠かせない癒しの時間。

「気持ちよくて好きです。携帯いじったりしていると首も肩も疲れるし、体も別に動かすわけじゃないからカチコチで。マッサージってすごくリフレッシュになるんですよ。」

さらに2カ月に1度ほどの旅行も、自分を整える大切な習慣だそう。

今後の目標は「長く活動を続けて、銀の盾をとること」
「根っこを張って長く活動を続けていけたら一番それがいいなって思います。あとはYouTubeのロング動画の撮影や編集を頑張って登録者数10万人を達成したい!」

YouTubeの登録者数10万人以上の証である“銀の盾”。
手に入れるために、あずさんは「銀の盾」という文字を携帯の待ち受けに設定し、常に意識している。

「見るたびに、編集しなきゃ!と行動に移せるようにしています。編集もそうですが人とのつながりも大事なので、日常生活の中でも宮崎を歩くときは特に意識していて、常に見られていると思って動いています。そこは今後につながると思うから大切にしていきたいです。」
宮崎の女性に
伝えたいメッセージ
「好奇心には消費期限がある」
「『何をしたらいいか分からない』と相談を受けることが多くて。やりたいことが見つからないなら、見つけに行けばいいと思うんです。とりあえず好奇心のままになにかやってみてほしい。そうしたら、その先にまた好奇心が出てきて、やりたいことが見えてくる。良い循環が生まれると思うんです」

しんどい毎日から少し距離を置いて、“やろうと思ったらやる”。
時間が経つほど「自分には無理」と不安は大きくなってしまうからこそ、その一歩を今踏み出してほしいと話す。

「実りがなくても何かにはつながるかもしれない、そんな気持ちでまずは好奇心があるうちに行動に移してみてほしいです。」

≪あずさんSNSアカウント≫

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