つわりを楽にする方法|吐き気をやわらげる対策と過ごし方まとめ

つわりを楽にする方法|吐き気をやわらげる対策と過ごし方まとめ

つわりの吐き気が続くと、食事や家事、ちょっとした外出さえ負担に感じてしまいますよね。思うように動けない自分に戸惑ったり、「いつまで続くの?」と不安になったりすることもあるはずです。

つわりを完全になくすことは難しいものの、日常の中で少し工夫するだけでも、症状がやわらいだり、過ごしやすくなったりすることがあります。

この記事では、すぐに取り入れやすい対策から、日常を楽にする過ごし方までをわかりやすく紹介します。無理をせず、自分の体調に合うものから少しずつ試してみてください。

つわりを楽にする方法【すぐできる対策】

つらいときは、少しの工夫でも体の感じ方が変わる可能性があります。ここでは、今すぐ取り入れられる、その場で少し楽になる方法をまとめました。できそうなものから試してみてください。

上半身を起こし楽な姿勢をとる

吐き気があるときは、横になるよりも上半身を少し起こした姿勢のほうが楽に感じる場合があります。胃の内容物が逆流しにくくなり、不快感が軽くなることがあるため、クッションや枕を使って、少し角度をつけてみましょう。

ただし、横になったほうが楽に感じる方もいるため、自分に合う姿勢を優先してください。

空腹を避ける

胃に何も入っていない状態が刺激となり、吐き気が出ることがあります。一度にたくさん食べる必要はありません。少量をこまめに口にすることで、症状がやわらぐ場合があります。

においをブロックする

においはつわりの引き金になりやすく、調理中のにおいや香りの強いものが負担になることがあります。マスクを使ったり、その場を離れたりするだけでも効果的です。我慢しすぎず、「避ける」という選択を優先しても問題ありません。

つわりを楽にする工夫【食事】

食事は無理に頑張るものではなく、今の自分が食べやすいものを選ぶことが大切です。量や内容を少し変えるだけでも、体への負担は軽くなります。ここでは、取り入れやすい工夫について紹介します。

少量をこまめに食べる

一度にたくさん食べると、胃に負担がかかりやすくなります。量を減らして回数を増やすほうが、体にやさしく取り入れやすいとされています。お腹が空いたと感じたときや、少し食べられそうなタイミングで、無理のない量をこまめにとるようにしてみましょう。

さっぱりしたものを選ぶ

油分が多いものよりも、冷たいものやあっさりした味のもののほうが、受け付けやすいと感じる人が多いです。においや味の刺激が少ないものを選ぶことで、食べやすくなる場合があります。栄養バランスを気にしすぎるよりも、まずは「食べられるもの」を優先しましょう。

水分は少量ずつ、飲みやすいもので補給する

水分も一度にたくさんとると負担になることがあります。一口ずつゆっくり飲むことで、体に取り入れやすくなります。温度や味など「飲みやすい」と感じるものを選ぶのがポイントです。

水やお茶がつらい場合は、スポーツドリンクや経口補水液などを薄めて取り入れる選択肢もあります。

つわりを楽にする工夫【生活習慣】

つわりは体調の波が出やすく、調子のよいときとつらいときが日によって変わることがあります。無理に同じペースで過ごそうとせず、その日の体調に合わせて過ごし方を調整することが大切です。ここでは、日常の中で取り入れやすい工夫を紹介します。

動ける時間帯に合わせて予定を組む

つわりには、比較的動きやすい時間帯とつらい時間帯があります。自分の体調のリズムを把握して、動ける時間に予定を入れることで、一日の負担を減らしやすくなります。

起きてすぐ動かないようにする

寝ている間に空腹の状態が続くため、朝は吐き気が出やすくなることも。目が覚めてもすぐに立ち上がらず、少し体を慣らしてからゆっくり動くようにすると、負担を減らしやすくなります。

起きる前に軽く何か口にすることで楽になる場合もありますよ。

つらくなる前に休む習慣をつける

つわりの時期は体が疲れやすく、無理をすると吐き気が強くなることがあります。少しでも違和感を感じたら早めに休むようにして、体に負担をかけすぎないことが大切です。

外出や家事は「短時間」で区切る

つわりのときは、動き続けると体調が悪化しやすい場合があります。長く頑張るよりも、「少し動いて休む」を繰り返すほうが、体への負担を抑えながら過ごしやすくなります。

つわりを楽にする工夫【外出中・仕事中】

外にいるときは無理をしてしまいがちですが、事前に少し準備をしておくだけで、安心して過ごしやすくなります。体調が不安定な時期は「頑張る」よりも「備える」ことを意識するのがポイントです。ここでは、外出中でも取り入れやすい工夫を紹介します。

休める場所を決めておく

体調が悪くなったときに、すぐに休める場所がわかっていると気持ちに余裕が生まれます。カフェやベンチ、休憩スペース、トイレなど、「ここならすぐ休める」という場所をあらかじめ意識しておくと安心。無理をする前に立ち止まれる環境を作っておくことが大切です。

すぐ食べられるものを持ち歩く

空腹による吐き気を防ぐために、すぐ口にできるものを持っておくと役立ちます。飴やビスケット、ゼリー飲料など、負担になりにくいものを選ぶのがポイントです。「少し気持ち悪いかも」と感じたタイミングで対応できると、症状が強くなるのを防ぎやすくなります。

服の締め付けをゆるめる

お腹まわりの締め付けは、吐き気や不快感を強める原因になることがあります。少しゆるめるだけでも楽になる場合があるため、体を圧迫しない服装を意識してみましょう。外出時も「見た目」より「楽さ」を優先することが大切です。

つわりがつらいときに意識したいこと

つわりの時期は、体の不調だけでなく、「このままで大丈夫かな?」「周りに迷惑をかけていないかな?」といった気持ちの負担も重なりやすくなります。思うように過ごせないことに焦ったり、不安になったりするのは自然なこと。無理に前向きになろうとしなくても大丈夫です。考え方を少し変えるだけでも、心の負担はやわらぎやすくなります。

ここでは、つらい時期を少しでも穏やかに過ごすための視点を紹介します。

つわりには個人差があると理解する

つわりの強さや期間には大きな個人差があります。軽く済む人もいれば、日常生活が難しいほどつらくなる人もいます。そのため、周りと比べて「自分は弱いのでは」と感じてしまう必要はありません。

今感じているつらさは、あなたの体の反応として自然なものです。他人と比べるのではなく、自分の状態に目を向けることを大切にしましょう。

できていることに目を向ける

つわりの時期は、できなくなったことに目が向きやすくなります。思うように動けない自分に、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。そんなときは、「少し食べられた」「少し休めた」など、小さなことでも十分だと考えてみてください。

体を休めることや、無理をしないことも、赤ちゃんのためにできる大切な行動です。できていることに目を向けるだけで、自分を責める気持ちはやわらぎやすくなります。

つらいときは医療機関に相談する

つわりは「我慢するもの」と思われがちですが、状態によっては医療のサポートを受けることも大切です。水分がとれない、体重が減り続ける、日常生活が難しいといった場合は、早めに医療機関に相談してみましょう。

症状によっては治療が必要になることもあり、無理を続ける必要はありません。頼れる選択肢を持つことも、自分と赤ちゃんを守る大切な行動です。

まとめ

つわりのつらさは人それぞれで、同じように過ごそうとしてもうまくいかないこともあります。思うように食べられなかったり、体が動かなかったりすると、不安や焦りを感じることもあるかもしれません。

そんな中でも、姿勢を変えたり、少し口にできるものを見つけたり、無理のない過ごし方を選ぶことで、体への負担は少しずつやわらげられます。すべてを完璧にこなす必要はありません。

今つらいと感じていることも、体が変化している過程のひとつです。できていることに目を向けながら、自分のペースで過ごしていきましょう。

今日できそうなことを一つだけでも取り入れてみてください。それだけでも、今より少し楽に過ごせるきっかけになります。

この記事を書いた人

【ライター】ざいつ しおり

百貨店での美容部員(BA)経験を持つ現役の美容看護師ライターです。
看護師から百貨店BAへの転身を経て、専門知識をより深めるべく美容医療の世界へ進みました。医療と美容、それぞれの現場で培った知見と持ち前の探求心を活かし、美容に関する記事を執筆しています。

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