南郷町です。先日、本屋さんで見つけた、嵐山光三郎著「日本百名町」(光文社、知恵の森文庫)。作家の嵐山光三郎さんが、日本の良い町を百選しています。この中に、宮崎県で唯一、南郷町が選ばれています。
そんな南郷町で、まず向かったのは目井津港。帰港中の鰹船に乗せてもらいました。鰹船は1週間程度の漁に出ます。つまり一旦港を出たら1週間ず~っと船内に寝泊まりするわけですが、いやはやベッドの狭い事! 足を伸ばせません! しかも、そのカーテンで仕切られたベッドが唯一のプライベートスペース。
しかし漁師たちにとって海は仕事の場。身体を休めるのは、陸に上がった時なのか? 海の男の凄さを垣間見た気がしました。
続いて山あいに向けて軽トラを走らせていると聞こえてきたのが子どもたちの声、少年野球。なるほどライオンズのキャンプ地、南郷町だ。嵐山光三郎さんも「キャッチボールをしたくなる町」と書いていました。とても瞳が美しい小学生たちがボールを追いかけています。監督さんに話を聞くと「瞳の美しさは集中力が宿っているから」との事でした。
さあ、そしてもう一度港に行くと、今度は「マグロ船」が出航直前。目指すは南太平洋! 漁期は1年! 1年間も家族やふるさとと離れるわけですね。船内を見せてもらうと、寝室は鰹船よりも若干広いけどカプセルホテル並みか。
港では大きく見える船も太平洋では、まるで「マッチ箱」との事。夕方になって出航。家族のみなさんも見送りに集まってきた。見送りの人も、見送られる海の男も、大きな声でさよならを言うでもなく、大きく手を振るでもない。
思ったより静かな船出がそこにありました。でも、みんなの気持ちは「安全で大漁、そして1日も早く南郷町に帰ること」。部外者の私にも痛いほど伝わってきました。船長は言いました「過酷な海の仕事があるから、よりふるさとが、南郷町が輝いて見える」と。
<<裏巨典号ネタ>>目井津港近くの「鈴の家」の鈴の家定食¥1,000は良かった。鰹好きは是非お試しあれ
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