みやざきゲンキTV
2008年12月14日放送分
県産スギでまちづくり 木の香あふれるまちづくり推進事業 木材利用技術センター
宮崎県は、県土面積の約76%を森林が占め、さらにその森林の約75%が杉を中心とした人工林が占めています。更に更に、宮崎は17年連続、杉の素材(丸太)生産量日本一!ということで、今週は、県産杉についてご紹介します。まずは、杉の特徴について「県木材利用技術センター」で話しを聞きました。
- ■ 其の1 「たわみ」
- 杉は、縦方向の圧縮には非常に強く、建築用の柱としては全く問題ないが、杉と鉄またはコンクリートとの1番の違いは、「たわみ」と言われる性質にある。
- --- 「たわみ」とは? ---
杉に横から圧力をかけたとき、杉は大きく曲がり、圧力をなくすと再び戻る。この横からの圧力に対する曲げの性質のこと。
これまでこの「たわみ」こそが、杉の弱点とされてきたが、実はこの「たわみ」こそ杉の最大の特徴の1つとされている。
「木材利用技術センター」では、この「たわみ」を利用した建築法を考案した。それは柱と柱の間に杉板を斜めに貼るもので、「たわみ」の力により横から4tの圧力をかけ、大きく変形させても、圧力をはずすと元の形に戻る。つまり、大地震などのとき、木造住宅は倒壊しにくく、変形はしても十分非難する時間をつくってくれるとのこと。
- ■ 其の2 「あたたかさ」
- 小林市にある真方保育園。今年施設の建て直しを行ったこの保育園には大きな特徴がありました。施設の床・壁・天井といたるところに杉が使用されているのです。
杉を利用したことによる影響としては - ○ 保育園内が非常に明るくなった
- ○ 杉独特のあたたかさがあり、またクッション性にも優れているので、安心して見ていられる
- とのこと。
また他にも癒しの効果や、杉自体が水分を吸収・排出するため、湿度も調節してくれるということ。 -
皆さんも、日本を代表する杉生産基地、宮崎の県産杉をいろんな場面で利用してみてはいかがでしょうか?
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