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番組審議会

第443回 平成21年6月23日

期 日:平成21年6月23日(火)
場 所:テレビ宮崎会議室
議 題:ドキュメント九州
     「日々是勉強!  86歳青春一直線!!」
     平成21年5月27日(水)  1:29  〜2:25  放送


議事の概要

■ 86歳の清さんは言われることもしっかりしており体も丈夫でコミュニケーションも上手に取られる。バイタリティーの基は何なのか。 冒頭のシニアカーに乗った清さんの姿をカーブミラーに映す演出は上手い。
ところどころで太鼓を叩くシーンは場面転換や話の盛り上がりを作っていた。 清さんの家族が気になった。

■ 全体的に綺麗な印象。 清さんは大変元気な方でとても86歳には見えない。
番組中盤で勉強に熱中するようになった説明があったが、ちょうど疑問に思っていたので非常に良いタイミングであった。
家族の方が清さんとどのように関わっているのかという表現があれば良かった。

■ 清さんの人柄や勉強され努力されていることがよく分かった。80歳で高校を卒業してからも習い事を続ける中で様々な年代の人から影響を受け、同時にそのような人たちに影響を与えてきたと思うので、いろいろな世代の人たちや陰で支えてきた人たちの話も聞きたかった。
「勉強が楽しい」「人生に感謝」などの言葉をテロップで出せばより多くの人に分かりやすく伝わったのではないか。

■ 羨ましい。 さくら苑の慰労会で歌が始まり、それまで無反応であった100歳のおばさんが口ずさんで 手拍子を始めるところは良い映像であり、ここをカメラが捉えたのは大変良かった。
清さんが取得した「応用心理士」の説明があっても良かった。
施設での取材では他の入居者の顔も画面に映るが、問題はないのか。

■ 冒頭のカーブミラーに映るシニアカーに乗った姿や般若心経のようなものを口ずさんで いたことからも、清さんが高齢者であるという印象を見る人に与える効果があった。
畑仕事をして朝食もきちんと取り、いろいろな人と会話をし、会社の倒産をプラス思考で乗り越えている清さんは、あるお医者さんが言っていた「呆けないで長生きする法」に 当てはまっている。お手本にしたい。

■ 深く広く、品が良く、質が高い作品。大変抑制が効いていて隠し味的な主張がある。
長生きして、その生き方が実のある素晴らしい人生にするにはどうすればいいのかを淡々と伝えており、年を重ねながら身体活動、知的活動、社会活動を維持していくモデルとしてこのようなライフスタイルがあることを示している。
ナレーションはもう少し抑え気味でも良かった。

■ おばあちゃんが学ぶ動機がこのドキュメンタリーの一番の鍵であり、そこがどのように 明かされていくのかが焦点であったが、生涯学習ということが大事なことであり学ぶこと自体が楽しいんだというひとつのメッセージとしても受け止めることができた。おばあちゃんが世代交流を通じて生涯学習の素晴らしさを伝え、若い世代はその前向きな姿に刺激を受けているところがもう少し描かれると、このドラマがさらに立体的に膨らんだのではないか。


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