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番組審議会

第441回 平成21年4月28日

期 日:平成21年4月28日(火)
場 所:テレビ宮崎会議室
議 題:FNS九州  ドキュメント発見伝
     「僕の見た硫黄島 」
    平成21年3月22日(日)  15:00  〜15:55  放送


議事の概要

■ 良い作品である。
「家族や愛する人のために戦争は必要なのかも知れないが戦争以外の解決方法を探していきたい」というエイミーさんの言葉が番組で伝えたかったことの全てではないか。
星条旗を立てられた次の日に日本兵が日章旗に取り替えた話は初耳でありジーンときた。最後の音楽は少々耳障りな印象がある。静かに終わった方が良かったのではないか。
なぜUMKに手帳が届いたのかが知りたい。

■ 良く整理され丹念に取材された番組である。
ナレーションに「僕」という一人称が使われたことで若い人の目線であることが一貫しており、ひとつの伝え方として大変良かった。
また、丁寧にゆっくり発音されていた点がリアルであり共感できた。音楽にソロの楽器を使われたことは非常に効果的であった。
戦争ものを扱うというのは見たことのない事実を確認することであるが、常に「事実こうである」ということを忘れずにこのような番組を作ってほしい。

■ 映像も見やすく分かりやすい構成であった。
戦争の悲惨さやどのような状況でも人間は死にたくないのだということが伝わった。
硫黄島からの生還者のインタビューでは鋭い目つきや緊迫した表情などが上手く捉えられ体験者の発言の重みが感じられる素晴らしい映像であった。
遺族会の存在やネットワークの凄さを知ることができ良かった。
戦争という難しい題材を扱う中でディレクターの気持ちが包み隠さず表現されており好感が持てた。

■ 黒田さんと竹内さんの遺族の家が昔ながらの日本の家であり大家族であったことや遺族とエイミーさんとの宴会のシーンが良かった。 手帳の話が局に持ち込まれてからどの段階で番組することになったのか。
なぜヴァンメーターさんは硫黄島から手帳を持ち帰ったのか。
現在の硫黄島をどのようにして撮影したのか、あるいは別の映像を使用したのかについて教えてほしい。

■ 渋谷の風景やエイミーさんと番組ディレクターがカラオケで歌うという現代的な風俗と故人が出てきそうな農村の姿の対比というギャップの大きさがいろいろな一面を映し出していた。
番組はディレクター自身が歩いて作っていく手法であり、歴史に関与していくというのは変えていくという危険もはらんでいるが、手帳を遺族に返す役割を買って出ていることで微妙な距離を保ちながら抑制が効いていた。
戦争体験者の話を盛り込むことで歴史の重みを立体的に伝える工夫がなされていた。
一般的には「イオウジマ」と「イオウトウ」のどちらで言われているのか。


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