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番組審議会

第410回 平成18年6月27日

期日:平成18年6月27日(火) 
場所:テレビ宮崎会議室
議題:UMKドキュメンタリー番組
   「新民先生 〜 ふりかえりみて悔いなき時なり 〜」
   (平成18年5月30日(火)25時15分〜26時10分)

議事の概要

■槇峰鉱山のことは知っていたが、一方でこういう方が宮崎にいらしたことはとても嬉しい。音楽と画像がよくマッチして、重くなりがちな内容もいい雰囲気でつながっていた。新民先生の戦後のことがあまりなく、どのように行動されたのか疑問も残る。

■戦争を知らない私でも、事情や経過が分かりやすかった。取材がよくされていて、インタビューに答えている方の良い表情が印象的だった。ナレーションも良く、音楽もローカル番組とは思えない素晴らしい選曲だった。見たくなるようなタイトルではないことと、放送時間が遅すぎたことが残念であった。

■こういう偉人がいらしたことを広く県民に伝えるためには、もっといい時間があったのではないか。インタビューを聞くと、日本と中国の歴史が十分に伝わり、そういう過去があって、現在があるのだと気づいた。

■埋もれかけた素材を取り上げていて、これこそメディアの良心だと思った。今考えなければならないテーマを与えてくれた。偏ること、感情的になることもなく、素晴らしいバランス感覚だった。過去を冷静に見つめて、今につないでいくように感じた。

■「揚子江」が「長江」になっていたりなどの混乱しかねない部分や、インタビューが長い場面では、字幕を活用すると分かりやすいと思う。戦時中の映像は若い世代が増えてくるなかで、見せ方に工夫が必要であろう。新名さんが戦後の日中関係にどんな役割を果たしたのか知りたかった。現在につながる部分があれば良いが、盛り上がりに欠けた。

■新名さんが実際にしたことは何なのか、実態があまり出てないので分かりにくかった。彼の訴えが叶ったのかすら出てこなかったし、暴動が起きなかったことが事実なのか実証もない。番組全体としては非常に良かったが、物足りなさが残る。

■日中の共存共栄を初志貫徹した人柄が十分に表れていた。勇気ある行動は心打つものがあり、若い人たちにぜひ見て頂きたい。風化され、語りたくない事柄をどうして今ここで取り上げられたのか、制作意図を知りたい。

■今拉致問題が日朝間でも起きているが、国策としてやったと暗に言っている気がして、よく今こういう番組をやったなと思った。取材が非常に緻密で良い出来だったが、なぜ戦後61年目の今年なのか、新民という名前の説明、サブタイトル言葉はどこから出てきたのか、亡くなるまでの約半世紀もの空白部分が気になる。職業も含めプロフィールはきちんと押さえるべきだと思う。再放送でもいいので子ども達に見せたい。


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