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番組審議会
第380回 平成15年10月28日
期日:平成15年10月28日(火)場所:UMK会議室
議題:インサイドM
毎週日曜日 深夜0時25分〜0時35分放送
1) 「かがやけ笑顔 〜筋ジストロフィーと闘いながら〜」
(平成15年9月7日放送分)
2) 「綾・照葉樹林 〜送電線鉄塔問題の行方〜」
(平成15年9月21日放送分)
3) 「癒されぬ思い 〜遺族が見つめる先に・・・〜」
(平成15年10月5日放送分)
4) 「変革の波 大学統合 〜新宮崎大学誕生〜」
(平成15年10月19日放送分)
議事の概要
■4本とも大変興味深いものだった。オープニングからすぐに映像に入るという持っていき方というのは引きつけられて、最初から見たいという気になる。
■送電線の鉄塔建設の問題については、賛成派の方、反対派の方の考えや主張というものを自然な形で述べてあり、その姿を浮き彫りにするという形をとっていたので、見る側としては色々と考えさせられるというか、判断の材料を与えてもらった。
■"癒されぬ思い"、これは正直なところ若干焦点がはっきりしていなかった。心の遍歴と言うか、悩み、葛藤などがあまり出ていなかった。
■何か一つのものをコンパクトに、10分間で放送するというのも効果的だなということを改めて感じた。
■全体的には問題提起をする形というのが非常に多かったように思う。その中でこの10分間で映像でもポイント、ポイントをおさえていると思う。ナレーションが途切れることなく説明をしていく、それで足りない部分を出ている方のコメントでカバーしていくという絡みが非常にうまい具合に重なっていた。
■深夜の放送としては非常に内容的に重いものがあるのではないかと改めて感じた。
■4つは生きるというテーマがきちっと揃っている。照葉樹林が生きる、筋ジストロフィーの学生が生きる、交通事故による遺族の妻子が生きる、大学が生きるということ。生きるということは今の殺伐とした時代の中で、一つのテーマとしてどう生きるか、生きる意味というものをどう考えるか。そういう意味で全部テーマは違うけれども同じ'生きなければいけない'ということが感じられるものだった。
■最近の犯罪を見ると親が子供を平気で殺す時代になってきている中で本当に19年間という長い間、自分の子供の介護を通して家族が一つになって、家族の夢のためにみんなでがんばって協力し合ってやっていっている。お父さんも一年間の介護休暇をとって子供の幸せのために頑張っている、そういう姿を見て、本当にこれは並大抵の努力ではできることではないなと改めて感じた。
■この4つの番組を見て、"変化"という共通テーマを感じた。今の変化、行政改革など、もっと宮崎の問題点を掘りおこしていただきたいと思う。
■おそらくこの中の3つは取材の了承を取るだけでも非常に難しかったのではないかなと思う。これは取材される方々を皆さんが信用して下さったから取材に応じて下さったのではないかなと思う。特に最初の田﨑さんのところとか、交通事故の奥さんのところなどは、そんなに簡単に人に話せる内容ではないことを、取材に応じて下さったというこのこと自体でも本当にすごいことだと思う。このようなテーマにこれからも真っ直ぐに取り組んでもらいたい。
■綾の照葉樹林に関しましては、人の気持ちの方で少し感情の方にいってしまったかなという感じがする。10分間の中で、今出ている現実と事実を整理するということに、もう少しエネルギーを使ってもらいたかった。鉄塔を建てる方の人達の一番言いたいであろう理屈は幾つかは整理するというようなことがあっても良かったのではないかと思う。ニュース、報道性というものがもう少しここに発揮されても良かったのではないかと思う。
■非常にコンパクトに10分間の枠の中でタイムリーなテーマを整理して放送するということは、とても時事的な課題を地域に分かりやすく提示するというメディアの役割からすれば実に大事なことである。それをこの時間帯でしか見られないということが、同じ地域の課題を提供する側の1人として非常にもったいないなという感じが率直にした。
■分かりやすいということは非常に大事な要素だが、反面その分かりやすさから隠れてしまうものも出てくる。分かりやすいという長所と少し踏み込み不足ということは表裏だと思う。
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