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番組審議会

第378回 平成15年7月22日

期日:平成15年7月22日
場所:UMK会議室
議題:ヒューマン九州21
   「生涯熱血監督 〜71歳現役ラガーマン〜」
   平成15年7月8日(火)11時10分〜11時40分放送

議事の概要

■とても爽やかな番組だったと思う。愛情を傾けてくれる先生に出会えた生徒というのは、どんなにか幸せなことだろうと思う。先生が言葉を何度も繰り返すことによってその言葉がだんだん体の中に入っていくような気がた。

■この黒岩さんは71歳とは思えないようなパワフルさを持ってらして、それが本当に映像を通じてよく出ていたなと思う。

■インターハイ前の厳しい指導の部分を前半に持ってきて、鬼監督と呼ばれたというところが強調されれば、昔から熱血漢だったことがもう少し伝わったのではないかと思う。

■実際にこのような方がいて、本当に子供たちの指導に熱心にあたってくれているのは本当に素晴らしいことだ。社会にとって大変貴重な存在なのではないかと思うし、このヒューマン九州21で、このような方々をこれから先もっともっと取り上げてほしい。

■とても歯切れの良い、聞きやすいナレーションではあったが、1カ所だけ、気づくか、気づかない程度のイントネーションの微妙なずれがあった。

■この黒岩監督の“鬼”の部分をどういうところで表現するのかと思っていたが、やはり71歳という年の功だろうか、鬼の顔は十分に出ていなかったように思う。鬼のような厳しさが十分出れば、優しさというのは反対に強調される。

■全国大会にも関わらずレギュラーは開会式に出るなという監督の指示があった。監督としてはこのような全国大会で気後れしないよう、また体力温存するための作戦だったのかと思うが、実際には何故だったのかなという分析をもう少ししてほしかった。実のところを聞きたかったなという気がする。

■一つのことを繰り返し繰り返しやり通してきた黒岩監督の生き方というものが、この番組の中で本当によく出ている。

■一つ残念だったのは、黒岩監督は母校である高鍋高校に残って32年間指導を続けていらっしゃるわけだが、なぜそこまでしてラグビーに熱中するのか、その黒岩監督自身が学生時代、もしくは指導者になった駆け出しの頃の苦労や挫折感など色々あったと思うが、その辺のバックボーンをもう少し掘り下げていけば、もっと締まったものになったのでないかと思う。

■このヒューマン九州21は子供達に、そしてこれから大人になろうという人達にぜひ見てもらいたい番組である。様々な分野で価値観を持って、熱心に活動していらっしゃる方はいると思う。ですから様々なタイプの生き様というものをこの番組でこれからも是非示してもらいたい。

■せっかく番組として取り上げるのであれば、新しい時代の監督論、リーダー論、そういうものの一端も描いてほしかった。新しい時代に見合う監督論の一端が出てくれば非常に重厚な厚みのある番組になったのではないかと思う。


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