UMKアナウンサー日記 南出雅之
2007年07月27日
いい製品はいい会社から・・・。
私の趣味の一つにアマチュア無線がある。
開局は、高校1年生だった昭和46年だから、かれこれ35年にもなる。
携帯電話などは陰も形もない時代のこと、電波を通じて日本中、世界中の人達と話が出来ることから、当時は「King of Hobby」などと呼ばれた。見知らぬ人と話をすることの楽しさを見出すとともに、
共通語を覚えた。今の仕事を選んだ原点でもある。
送受信機だけでは通信は出来ない。電波を発信、受信するアンテナ
が必要。愛用しているのが佐賀県の小さな会社が作る「アローライン」という傘の骨組みのような形をしたアンテナだ。小型軽量なうえに
電波の飛びが良い。
約2ヶ月前、このアンテナを新品に取り替えた。期待通りの性能に満足しながら使っていたのだが・・・・。先日の台風4号の強風で先端部分が欠損してしまった。(コンデンサとトップエレメントが欠損)
欠損した部分が部品として販売されているのか?価格はいくら?などを問い合わせた
ところ、とても丁寧な対応に驚いた。
事務的なクレーム処理ではなく、対応の声に顧客を大事にする心が感じられた。
(長年アナウンサーをしていると、本心か、
上辺だけで言っているかぐらいは
分かるようになる。)
翌日、部品が届いた。台風では壊れない設計であることや、
部品の強度を増したこと、そして、丁寧な詫び状が添えられていた。
もちろん料金は発生しなかった。
早速、部品を取替えて屋根に設置した。
電波は、いつもより遠くまで飛んだような気がした。
(丁寧な対応で復活したアローラインアンテナ。快調に働いてくれる。)
食肉偽装や保険金の不払い問題など、
会社の姿勢が問われる事件が多発している中で、久々に気持ちの良い会社に出会った
ような気がした。
これからも「心」が感じられる会社の製品を
使っていきたいと思う。
2007年07月15日
お地蔵さんが教えてくれる!
先日「MIYAZAKI経済ナビ」の取材で、
ある仏壇店を訪ねた。それまで私は
仏壇店について「線香の香りが漂い暗い」
というイメージを持っていた。が、しかし・・・・・
店内に入って驚いた。実に明るい!大きな窓からの採光、オレンジや赤などの色使い、そしてオレンジ色の手摺りが付いたエスカレーターまである。私が持っていた仏壇店の
イメージとはかけ離れていた。
ズラリと並んだ仏壇を見て またまたびっくり!細かな細工や螺鈿(貝ガラの美しい模様を装飾に活かした伝統技法)、漆塗り、金箔、
欄間などなど、「日本の伝統工芸の塊り」それが仏壇である。中には、高級インテリアを思わせるような「現代仏壇」もある。
仏具の数々も実に面白い。仏様に鳴らす鐘「おりん」の中には、
転んでも必ず起き上がる(起き上がりこぼしのような)ものや、
音を感知すると著名な住職の読経が流れるものなどもある。
その店で見つけた この「お地蔵さん」。表情といい、形といい、
何故か他人とは思えない。思わず買い求めた。
そして、毎朝、毎晩、お地蔵さんに語りかけるのが日課になった。
おかげで「刺々しかった心が少し丸くなったかもね・・・」とは妻の弁。
先日の台風4号の際にも「被害が出ませんように」と
お地蔵さんに手を合わせた。
「祈り」と「願い」、そして「感謝の心」。
お地蔵さんが色々な事を教えてくれるような
気がする・・・・。そして、今日もまた
お地蔵さんに語りかける。
2007年07月12日
ふるさとは遠きにありて・・・・。
ふるさとは遠きにありて想うもの・・・。
私の故郷は、大阪の南の端にある泉南郡岬町という小さな町。
きれいな海が自慢の町だが、発展から取り残された高齢化と過疎化の町でもある。65歳以上の高齢化率は25%を超えているという。
東国原知事風にいうと、「どげんかせにゃいかん!」状況にある。
その故郷に 法事のため久々に帰った。南海本線の「みさき公園」で下車、法事のあと海浜公園やヨットハーバーなどが整備されている「淡輪(たんのわ)海岸」へ・・・・。(ここは、かつて海洋冒険家の堀江謙一さんが世界一周に出発したヨットハーバーとしても知られている。ただ、この時は失敗に終わったが・・・。)


懐かしさに浸っていると、どこからか私を呼ぶ声が聞こえた。
そこには、子供の頃と変わらない友人達の姿が・・・。
数十年ぶりに見る懐かしい顔。驚きとともに湧き上がる懐かしさと、
何とも言えない暖かさ。これが「故郷の良さ」、これが「友達の良さ」、全ての意味において「故郷」を痛感したひと時だった。故郷を離れてこそ分かる事なのかも知れない。
故郷を離れて28年、のんびりと故郷の海を眺めていたい・・・。
そう感じたのは「年齢」のせいだろうか?
南海本線 みさき公園駅




