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UMKアナウンサー日記 岩下克樹


2010年05月02日

幸せを感じる時 Part 2

前回の日記で、幸せを感じる時としてのエピソード前編を書きましたが、今回はその続きです。


とあるお店で偶然に流れてきた、どうしても曲名を知りたい歌の歌詞を必死に覚えて帰り、
インターネットで検索するもヒットせず、、、、、という残念な話には、実は続きがあります。


行き詰まって、手も足も出ない状態になってしまった僕を救ってくれたものがあったのです。


それは、何とも意外な“ケイタイデンワ”でした。


実は、僕の携帯電話、『耳と頭』が有ります。


…変な事を言い出したように思われるかも知れませんが、本当です。


僕の携帯電話には、耳と頭が有って、それが、「曲名が分からず煮詰まっていた僕」を
救ってくれました。


詳しく書くと長くなるのですが、つい最近、自分の携帯電話を操作していて、
それまで知らなかった、とある機能を発見したのです。

 

 

機能:「うたって検索」。

 

 

歌って検索??思わず笑ってしまいました。


携帯に向かって歌うと、その歌を携帯電話が検索して、曲の情報を僕に教えてくれる
というのです!本当にそんな事が可能なのか!?携帯を手に、疑念が頭に渦巻きました。


しかし。
もし、この携帯のその機能がホンモノならば…そうです、あの、僕を煮詰まらせた
名の知れない歌の正体が分かるかも知れない…!!


歌の名知れずという、暗くて長いトンネルの中に居た自分に、遠くから出口の光が
差し込んできたような気持ちになりました。


「うたって検索」機能を、生まれて初めて試す。本当に、使えるのか??


その真偽を、まずは簡単な歌で試してみる事にしました。


簡単な歌から挑戦です。“チューリップ”のワンフレーズを、携帯に向かって一人、優しく
歌ってあげます。客観的に眺めるとちょっと変ですが、本人は至って本気です。

 

 

検索結果。

 

 

出ました!
チューリップの文字が確かに並んでいます。しかも、点数まで付けてくれるんです。
79点でした。


この結果を受けて、期待に胸が高鳴りました。この携帯だったら、きっと僕を救ってくれる。
あの歌の名前を教えてくれる!だから、自信を持って携帯様に聴かせてあげようじゃないか。


この頃から、携帯は「携帯様」という称号付きに格上げされました。
いつも、「重すぎ君」とか「デカすぎ君」等、からかってしまってゴメンなさい。
今度ばかりはあなたのチカラが必要ですので、どうぞ宜しく!!


という思いを胸に、あのメロディーを携帯に向かって歌いかけました。


全体的に透き通ったイメージで、元気になれるような曲調。


自分の中での“名も無き歌”に、果たして名前が見つかるか!?


いつの間にか、携帯は検索タイムモードに変わっていました。


そして、携帯と、結果を待つ自分との間に妙な沈黙が流れました。


さっきのチューリップの時より、ずいぶんと時間が掛かっています。


ずーっと点滅している、『検索中』の文字。


…あ、あれ??ォ、おかしいな。この場面で“じらし作戦”か、憎いゼこの野郎!!


思わずツッコミを入れそうになる程の時間が過ぎました。


そして、待ちに待った『検索終了』の表示。
『検索結果を表示しますか』との文字が画面に浮かび、ドキドキしながら『はい』を押しました。


ドックン。ドックン。ドックン。


という鼓動が響いて来る位、ワクワクしました。
もし、この話でドラマを作るなら、今、この瞬間を思いっきり効果的に演出したい。


…というのは置いておいて、表示された結果に目をやったら、そこには…。


“Big Girls Don’t Cry”(Fergie

 

びっぐがーるずどんとくらい?


この名前が表示されているのです。


直訳すると、“大きな少女は泣きません”??うーん…


どんな歌なんでしょう?さっぱりでした。


本当にこの歌なのか!?コレを確かめる方法は、バッチリと確認済みです。


有名な動画共有サイトで“Big Girls Don’t Cry”を検索し、実際にその動画を
確認してみれば一目瞭然、のはず。


今度こそ!という思いを込めて、検索ボタンをクリックしました。


その数秒後に、僕は、やっと、やっと、幸せな瞬間を迎える事が出来たのです。


パソコンからで流れてくる“Big Girls Don’t Cry”は、間違いなく、僕が捜し求めていた
あの歌でした。


ここまで来るのに、どれだけの時間が流れたでしょう。
3年前、偶然にテレビで聴いたこのメロディー、これまた偶然と偶然の重なりの果てに、
やっとの事で正体を突き止める事が出来たのです。


精神的な充足、満足感のようなものを感じずには居られませんでした。


ありがとう、携帯電話様。
そして、この歌との最初の出会いを提供してくれた、3年前のあのテレビ番組。
BGMとしてお店で流してくれていた、あのレストラン。


人が、自分が知りたいものを知れた時の幸福感というものを身を持って体感した瞬間で
ありました。


皆さんも、“アレについて知りたくてたまらない!”と思う事、有りませんか??


煮詰まっても、もしかしたら僕のように思わぬものに救われるかも知れません。


日頃から、そのような「何か自分が追いかけたいもの・突き止めたいもの」を持って
生活してみると、それが分かった時の幸福感は素晴らしいでしょう。


僕に、幸福感を運んできてくれた“Big Girls Don’t Cry”は、一生の思い出の歌になりそうな、
そんな気がしています。

 

 





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