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UMKアナウンサー日記 岩下克樹


2010年02月05日

頭ではなく、指が覚える。

自分にとっては、久し振りの大きな作品となりそうです。

いま、自宅で→とある“モノづくり”を行っています。

なかなか一朝一夕には出来上がらない、かなりのツワモノ。

それは、【オリジナルの楽曲】。作曲にチャレンジ中なのです。

今度の日曜日、宮崎ウェザーキングで行われる『MIYABAN−LIVE』への出演が決まったのは
1月中旬。

少しピアノを弾く僕は、“作曲じみた演奏”で普段からちょくちょく遊んでいるのですが、
それが何と、ライブのステージでお客さんに聴いて頂ける事になろうとは。

これまで、趣味として“即興で演奏する曲”を何度か作ってみた経験は有ります。
そしてそれらは、その時の気分・体調などの「自分の内面」や、天気・季節などの
「環境」によって変わるものでした。

それゆえ、この“即興で演奏する曲”は、僕にとっての問題も持ち合わせています。

それは、二度と全く同じようには弾けない事。即興を記憶するというのは神業。
かなり厳しいのです。

自分で作りながら演奏するので、目の前に楽譜はありません。
というより、どう書けば良いのか不明なので、僕には書けません。
頭の中にあるのは「こんな感じかな−??」という大まかな方向だけで、
後のメロディーは指が動いて作っていく感じ。

一瞬で思いついた音を指が奏でた次の瞬間には、もうその動きは忘れてしまう。
というより、いちいち覚えたり考えている暇は無くて、次へ次へと曲は流れていきます。
連綿と繋がった音がメロディーを作っていても、そのひとつひとつは本当に一瞬の運命であり、
同じように弾き直す事が出来ない。これぞ“即興”。

『あ!今のメロディー良かった。でも・・・どう弾いたっけ??』

というように、思い出せずじれったくなる事もしばしば有るのです。
とりわけ、今回の作曲作業ではこういった場面が多く、それだけでタイムロスをし、作業の効率が悪い・・・。

どうすれば、一瞬で消えていくメロディーを後から分析し、使うことが出来るのか?
さんざん考えた挙句、ナイスなアイデアが浮かびました。



                 【記録しながら練習する】



即興で弾いた曲は楽譜には起こせない。
ならば、楽譜の替わりになるものを作れば良いんですね。
思考の方向転換。ここまでもっと早く到達できれば更に良かったのですが・・・(^^;)

しかし、その為に要る記録メディアと言っても、うちにはビデオカメラなど有りません。

そこで使えるのが、携帯のカメラを使ったムービー撮影。

画質・音質は決して良くないですが、十分に使えます。

その携帯を電子ピアノの上に置き、ムービーを回しっぱなしで演奏をします。
ちなみに、連続1時間30分撮影できるので、撮影時間を気にする必要はありません。
とにかく、指の動くままに弾きました。

今度は、その携帯を耳に当てて、撮ったムービーの中からメロディーを拾い、
その指の動きを分析して鍵盤に向かう。
忘れないように何度も何度も繰り返す。
そうしているうちに、頭ではなくて「指が」メロディーを覚えてくれるようになるのです。

現在は、この作業を何パターンものメロディーで試しながらコツコツと続け、
やっと1分弱の曲の原型が出来てきた段階。
これから更に、指に曲を覚えさせていかねばなりません。
楽譜が無い分、いかに指を動かしてメロディーを体に染み付かせるかが大事になってきます。

本番まであと2日。
空いた時間を見つけて練習に励み、ライブ当日のステージでお客さんに喜んで頂ける演奏が
出来るよう頑張ります。









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