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UMKアナウンサー日記 岩下克樹


2010年02月19日

西日本マラソン中継の心臓で

先週の日曜日に行われた第48回延岡西日本マラソン

マラソン本番中に刻々と変わるレース情報を実況者に隣から差し出す「情報出し」で
僕は実況席の佐々木ANの隣に座り、マラソンが始まる前から終わりまで、先輩の生実況を
臨場感に包まれながら聞くことが出来ました。


実況席が設けられた部屋は、延岡市役所3階にあります。
実況用のセットが組まれた部屋には、3つの中継車から送られてくる映像を映し出す
大画面のモニターが実況席の目の前に設置され、
レースがどのような展開をしているのかを一発で把握できるようなシステムが作られています。


その他にも、先頭集団・第二集団などを走るランナーの構成状況や順位の入れ替わりを
ホワイトボードにネームプレートを貼って示す場所や、中継者から集まってくる映像の中から
どの映像がオンエアされているのかを教えてくれるモニターもあります。


マラソン実況の生現場に足を踏み入れたことの無い僕にとっては、実況用のセットも、
そして2時間以上に及ぶ番組も、すべてが未知の世界でした。
“延岡西日本マラソン”という九州7局ネットの大きな番組が「生で」この部屋から
発信されていく・・・。
多くの中継用機材が構えられた空間は、初めて出会うような特殊な雰囲気・緊張感に
満ちていました。

大勢のスタッフの皆さんが1つになって作る映像、収集する情報がまず実況席に集まり、
そして先輩の実況となって九州各地の数万台のテレビに送り出されていく現場。
西マラ中継における、心臓。

そこには、思わず身震いしてしまいそうになる程の、色々な刺激が有ったのです。

綿密に練られた番組の構成に沿って進められていくオンエアの流れは、いったん始まると
終わりまで止まりません。
いま起きている新しい展開にいかに臨機応変に反応し、次へと繋げていくのか。
その一瞬の判断、そして言葉の駆け引きに挑む先輩の姿を真横で見て聞いて、
実況が作られていく中での難しさとはどのような部分なのか、を感じられた気がします。


「力走を見せる選手の皆さん」と「その活躍をお届けする番組の作り手」の目指す先が交わって
マラソン中継が完成されていく、その過程を学べた2時間半。
今回初めて受けた刺激を元に自分が来年の大会とどう関わっていきたいか目標を持って、
マラソン実況の面白さにもっともっと触れていきたいです!!



                       20100219.jpg



2010年02月05日

頭ではなく、指が覚える。

自分にとっては、久し振りの大きな作品となりそうです。

いま、自宅で→とある“モノづくり”を行っています。

なかなか一朝一夕には出来上がらない、かなりのツワモノ。

それは、【オリジナルの楽曲】。作曲にチャレンジ中なのです。

今度の日曜日、宮崎ウェザーキングで行われる『MIYABAN−LIVE』への出演が決まったのは
1月中旬。

少しピアノを弾く僕は、“作曲じみた演奏”で普段からちょくちょく遊んでいるのですが、
それが何と、ライブのステージでお客さんに聴いて頂ける事になろうとは。

これまで、趣味として“即興で演奏する曲”を何度か作ってみた経験は有ります。
そしてそれらは、その時の気分・体調などの「自分の内面」や、天気・季節などの
「環境」によって変わるものでした。

それゆえ、この“即興で演奏する曲”は、僕にとっての問題も持ち合わせています。

それは、二度と全く同じようには弾けない事。即興を記憶するというのは神業。
かなり厳しいのです。

自分で作りながら演奏するので、目の前に楽譜はありません。
というより、どう書けば良いのか不明なので、僕には書けません。
頭の中にあるのは「こんな感じかな−??」という大まかな方向だけで、
後のメロディーは指が動いて作っていく感じ。

一瞬で思いついた音を指が奏でた次の瞬間には、もうその動きは忘れてしまう。
というより、いちいち覚えたり考えている暇は無くて、次へ次へと曲は流れていきます。
連綿と繋がった音がメロディーを作っていても、そのひとつひとつは本当に一瞬の運命であり、
同じように弾き直す事が出来ない。これぞ“即興”。

『あ!今のメロディー良かった。でも・・・どう弾いたっけ??』

というように、思い出せずじれったくなる事もしばしば有るのです。
とりわけ、今回の作曲作業ではこういった場面が多く、それだけでタイムロスをし、作業の効率が悪い・・・。

どうすれば、一瞬で消えていくメロディーを後から分析し、使うことが出来るのか?
さんざん考えた挙句、ナイスなアイデアが浮かびました。



                 【記録しながら練習する】



即興で弾いた曲は楽譜には起こせない。
ならば、楽譜の替わりになるものを作れば良いんですね。
思考の方向転換。ここまでもっと早く到達できれば更に良かったのですが・・・(^^;)

しかし、その為に要る記録メディアと言っても、うちにはビデオカメラなど有りません。

そこで使えるのが、携帯のカメラを使ったムービー撮影。

画質・音質は決して良くないですが、十分に使えます。

その携帯を電子ピアノの上に置き、ムービーを回しっぱなしで演奏をします。
ちなみに、連続1時間30分撮影できるので、撮影時間を気にする必要はありません。
とにかく、指の動くままに弾きました。

今度は、その携帯を耳に当てて、撮ったムービーの中からメロディーを拾い、
その指の動きを分析して鍵盤に向かう。
忘れないように何度も何度も繰り返す。
そうしているうちに、頭ではなくて「指が」メロディーを覚えてくれるようになるのです。

現在は、この作業を何パターンものメロディーで試しながらコツコツと続け、
やっと1分弱の曲の原型が出来てきた段階。
これから更に、指に曲を覚えさせていかねばなりません。
楽譜が無い分、いかに指を動かしてメロディーを体に染み付かせるかが大事になってきます。

本番まであと2日。
空いた時間を見つけて練習に励み、ライブ当日のステージでお客さんに喜んで頂ける演奏が
出来るよう頑張ります。









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